台湾の蔡英文総統はアメリカ軍の元制服組トップらと会談し、ウクライナ情勢が緊迫する中、アメリカとの関係が盤石であることをアピールした。
蔡総統は2日午前、バイデン大統領が派遣したマイケル・マレン元アメリカ軍統合参謀本部議長ら非公式代表団と台北の総統府で会談した。
この中で、蔡総統は「世界がウクライナ情勢に注目している今、バイデン大統領が代表団を派遣したのは米台関係が盤石であることを蔡総統は、ロシアがウクライナに軍事侵攻したことを受け、「現在、中国は台湾海峡と地域に対する軍事的脅威を高め続けている」と指摘し中国への警戒感を高めている。
バイデン大統領としては、台湾支援を鮮明にすることで中国をけん制する狙いで中国外務省は強く反発している。
また、夜にはトランプ政権で国務長官を務めたポンペオ氏も訪問した。
