林外相は26日、ポーランドのラウ外相と電話で会談し、ウクライナ在留邦人がポーランドに陸路で退避する場合の円滑な入国等について協力を要請した。
これに対し、ラウ大臣は「最大限の支援を提供する」と応じた。会談で林外相はロシアによる侵攻について「国際法の重大な違反であり、決して認められない」と述べ、両外相は「影響は欧州にとどまるものではない」との認識を共有し、ロシアを厳しく非難した。
日本政府はウクライナに残る約120人の日本人について、隣国ポーランドに退避させ、チャーター機で移送する方針で、岸田首相は「ポーランドから他の国への移動するためのチャーター機を手配済みだ」と説明していた。