スキー・ジャンプの北京オリンピック金メダリスト小林陵侑がオリンピック後、初めての大会に出場。フィンランドでおこなわれているワールドカップ個人第20戦で7位の成績を収めた。
先日までおこなわれていた北京オリンピックのノーマルヒルで金、ラージヒルで銀メダルを
獲得した小林陵侑。オリンピック後すぐにフィンランドへ入った金メダリストは既に次の目標を口にしていた。
「こっちきてフィンランドでゆっくりできたんですけど、やっぱりすごく暖かいところでゆっくりしたりとか、自分の家でゆっくりしたりとか…あと、ゴルフもしたいですね。今シーズンあと半分切ってるので。総合優勝目指して頑張りたいですね、最後まで」
金メダリスト小林陵侑が次に狙うのはワールドカップの総合優勝。大会前のワールドカップ個人ランキングではトップを3ポイントの僅差で追う2位につけていた。
雪が降りしきる悪条件の中で臨んだオリンピック後の初戦。
ジャンプ1回目は122メートルで全体8位とトップ10に食い込み、2回目へ進む。
ファンの熱い視線を集めて臨んだ2回目。
これ以上跳ぶと危険とされるヒルサイズに迫る127.5メートルのジャンプをみせ表彰台には届かなかったもののトータル7位と1回目から順位をひとつあげた。ワールドカップの個人ランキングでは1位と12ポイント差までひらいたが2位をキープしている。
「めっちゃ久しぶりに飛んだ。久しぶりだったので、こんなものじゃないですかね。(雪も降り)難しかった。風もばらばらだった」
オリンピック後の初戦を終えた金メダリスト小林陵侑の元には世界各国のファンが集まり記念撮影に追われていた。