東京・調布市で外環道トンネル工事の影響で道路が陥没した問題を受けて、東日本高速道路は、地盤を補修するためトンネルの上にある空き家を解体する工事を始める予定でしたが、住民が「説明が行われていない」と反対し、工事は中止されました。


おととし10月、調布市の住宅街で外環道のトンネル工事の影響で、道路が陥没などが相次ぎました。東日本高速道路は、地盤の補修工事を行うためトンネルの上にある住宅の移転交渉を進めていて、けさ空き家となっていた住宅の解体作業を始める予定でしたが、住民が「地盤補修の説明を受けておらず、工事計画も示されずなし崩し的」などと反対し、きょうの工事は中止されました。

一方、練馬区ではきょうから外環道トンネルの工事がおよそ1年4ヶ月ぶりに再開する予定です。