子供の頃に見た、スタジオジブリの映画「もののけ姫」。
自然と人の共存というテーマに「これだ！」と思ったという佐座槙苗さん。
「『人間は自然に対してポジティブなインパクトを与えられるのか？その方法は何か？』ということを、小学生の頃から考え始めていました」と佐座さんは振り返る。
情報の“差”が意識の差に
そして、佐座さんがロンドン大学大学院で自然と共生する社会づくりについて学んでいた2020年、新型コロナウイルスの影響でCOP26が延期されたことに危機感を覚え、仲間と共に「Mock（模擬）COP26」を開催した。
140カ国、330人の若者が気候変動について政策提言を行い、一大ムーブメントになったが、日本では話題にもならなかった。
佐座さんは「環境情報の差があるからこそ、自分ごとになっていないという大きな問題がある」と語る。
そこで、気候変動に関する最新情報や世界の取り組みを日本に紹介する団体、一般社団法人SWiTCHを2021年1月に立ち上げる。
昨年行われた「COP26」にも参加し、各国首脳にも臆することなく質問をしていく姿は、まさにZ世代のトップランナー。
佐座さんは「分岐点に人間は立たされています。循環型社会に取り組むためには早いスピードでやっていかないといけないので、なるべくたくさんの人々が巻き込まれて活動してもらいたい」と訴えた。
一般社団法人SWiTCH
https://switch.bio/
「フューチャーランナーズ～17の未来～」
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SDGs
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