日本の接種率4.8% 進まない3回目接種…国民の気になる「疑問と不安」

2月5日、尾身会長は自ら3回目接種の様子を公開し、追加接種の有効性をアピールした。

新型コロナ感染症対策分科会 尾身茂会長:
ファイザーもモデルナも安全性、有効性が確認されています。高齢者の方は感染すると重症化しやすいので、ワクチンの種類にかかわらず、できるだけ早く打つことをお勧めします

2月4日時点で、日本の3回目の接種率は4.8%。全国で本格的にスタートしたものの、国民の反応は…

会社員・女性(47):
打った方がやはりいいのかなと。何かあった時に、自分が発生源っていうのは今の時点だと避けたいかなって。まだ接種券とかも届いてませんし、私たちが打つ頃って1回目2回目の接種もそうでしたけど、今回も今大流行している間には多分間にあわないと思いますので

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大学生・女性(19):
私は介護のアルバイトをしていまして、ワクチンを打つことには抵抗はないし、打った方がいいなと思います。でも3回目そんなに効果が出るって話聞かないので、それ(オミクロン株)に対抗できるのかなって

会社員・女性(53):
感染予防になるのであれば、私は打ちたいと思っています。3回目接種をすることによって、かからない期間が延びるのかっていうところは知りたいなと思っています

会社員・女性(52):
副反応がどうなのかなって。前回よりも重くなるのかなっていうのは、ちょっと気になっています

大学生・男性(20):
できれば早く打ちたいです。3回目早く打って、少しでも安心したいかなって。モデルナだと、若い男の人には心筋炎の症状が出やすいみたいな話を聞いたので…

ほとんどの人が3回目の接種を受けるとしながらも、口にしたのは、副反応に対する不安と、「オミクロン株に対して効果があるのか」という疑問だった。

2回目とさほど変わらない?実録3回目“交互接種” …気になる副反応は

“モデルナアーム”や強い副反応で、敬遠されがちなモデルナ。その日本法人の社長に話を聞くと…

(Q.副反応が不安という方が多かったが?)
モデルナ・ジャパン 鈴木蘭美社長:
ある程度の副反応がある方は多いと思います。ただ、これらの副反応というのは短時間、軽症なものが最も多くて、2回目よりも低いという報告があります

実際に3回目の接種で“交互接種”を受けた人は…

交互接種を受けた男性(40代):
若干熱が上がって37.1度ぐらいまで上がったんですけれども、それから3時間ぐらいですね。平熱に戻りまして。本当にその一瞬だけ、熱があったっていうところですね

交互接種を受けた女性(30代):
(3回目は)熱が出始めて38度まで上がって悪寒と関節痛がひどくて、12時間後位には起き上がって普通の生活をできるぐらいにはなりました

2人の場合、接種後、微熱や発熱があったものの、翌日までにはおさまり、“交互接種”での副反応は、前回とさほど変わらなかったという。

高齢者“致死率”が大幅低下 ピークアウトしたイギリスの最新データ

では、今 国民が知りたい「3回目接種はオミクロン株に対して効果はあるのか?」。
感染の予防について聞くと…

モデルナ・ジャパン 鈴木蘭美社長:
接種した後の6カ月までは、多くの方は十分な中和抗体を有しているという確認は出来ています

1月にモデルナが発表した研究結果によれば、中和抗体は接種から6カ月経つと減少するが、予防が期待できる水準は保たれていた。

またモデルナもファイザーも、3回目の接種で中和抗体の量が増え、ワクチンの有効性もあがることが分かっている。

1月4日、21万人をピークに感染者数が減少に転じたイギリスで、2月3日、あるデータが公開された。

それは、3回目接種が「致死率」を大幅に下げるというもの。
80歳以上の死者数を見てみると、一見、未接種者の死者が少なく、3回目の接種を受けた人が多く見えるが、感染者数から「致死率」を割り出すと、未接種者は約25.5%、2回目接種者は約18.5%、3回目接種者は約4.1%だった。

ロンドンで新型コロナを研究する小野昌弘准教授は、イギリスでオミクロン株の感染拡大がピークアウトした1つの要因として、こう答えた。

インペリアル・カレッジ・ロンドン 小野昌弘准教授:
非常に強い死亡抑制効果があるという事が分かると思います。(イギリスは)日本に比べたら死亡者数が相当いるんですけれども、ブースター(3回目)接種で相当抑えていることは明らかです。
今、イギリスをはじめ、いくつかの国でオミクロンによる被害が少なく済んでいるのは、主にはワクチンのおかげ。特にブースター(3回目)接種なんです。
合理的に考えると、一番重症化しやすい人たちから、ワクチンのブースター(3回目接種)をすることができたならば、社会全体の流行の負荷っていうのは軽減することができるはずなんです

2月4日時点で、イギリスの3回目の接種率は65.2%。
4.8%の日本が追いつけるのはいつなのか。

(「Mr.サンデー」 2月6日放送分より)

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