岡山市にちょっと変わった写真館がオープンし、話題となっている。
プロ仕様のカメラや機材がそろっているが、シャッターを切るのはカメラマンではない。新しいスタイルの店を取材した。
好きなタイミングで撮影 セルフスタイルの写真館
2人組の女性が写真撮影をしているスタジオには…カメラマンの姿はない。

岡山市北区問屋町に1月7日オープンしたのは、利用者が自ら好きなタイミングでシャッターを切れる、セルフスタイルの写真館「FUFU」。

生本ひなの記者:
写真を撮るには、手元のリモコンのボタンを押すと撮影することができます。そして撮影したデータは、すぐにモニターで確認できます

プロ仕様のカメラや照明が、スタジオに合わせて設定されていて、アイテムなどを自由に使い、思い思いのポーズで撮影できる。



利用者は10~20代が中心 その場でSNSにアップ
利用者のほとんどが、写真館に馴染みのない10代から20代の若者たちだ。

コロナ禍でなるべく人と接触せず、思い出を残せるとして、人気が高まっているという。

撮影時間は15分間。その日撮った写真は、全てデータで受け取ることができる。

利用者:
自分たちの好きなタイミングで撮れるので、楽しかった
利用者:
全身だったり、アップだったり、いっぱい撮れるのが良いと思う。
(Q.カメラマンがいないメリットは?)
利用者:
緊張しないから、普段の自分たちの表情が撮れる。硬くならない。来るのも気軽に来られる

撮影終了後、早速SNSに撮った写真がアップされていた。

セルフ写真館FUFU・赤澤愛実さん:
楽しく元気にワイワイと写真が撮れるのが魅力。誰かに撮ってもらうのも良いが、自分たちで撮るのも素敵な思い出になる。若い時から写真を撮るという思い出をたくさん作ってほしい

思い出を形に残すということは、今も昔も変わらないが、写真館のスタイルは、時代の流れに合わせて変化しているのかもしれない。
(岡山放送)