「パクパク」音もかわいい!雪を食べる柴犬

6日、関東南部を中心に雪が降り始め、東京都心でも7日昼までに5センチの積雪が予想されている。全国各地で厳しい寒さが続き、できれば外に一歩も出たくないという人も多いだろう。
そんな中、雪に大はしゃぎする柴犬のリアクションがかわいいと話題になっている。

大雪警報が出ている地域の柴犬がこちら

じっと雪を見つめて…
じっと雪を見つめて…
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パクリ!
パクリ!

2021年12月17日に投稿されたこちらの動画、登場しているのは北海道で暮らす柴犬の「ハル」ちゃん。
たっぷり積もった雪の中をお散歩しているのだが…空から降ってくる雪にも興味津々。風に舞う雪に狙いを定め、ぴょんぴょんと飛び回りながら、次々と口でキャッチして遊んでいる。

その姿だけでもかわいいが、耳を澄ませてみると、ハルちゃんが口を開け閉めする「パクパク」という音もしっかり記録されており、「カプカプしてるの可愛い〜」「パクパク音も、一生懸命な姿も全部かわいい」「雪を楽しんでるね」などのコメントが続々。6万件を超える「いいね」がつき、動画は90万回再生される人気となった(1月5日現在)。

積もっている雪は食べないの?
積もっている雪は食べないの?

「♪犬は喜び庭かけまわり~」という童謡そのままの姿にほっこりする一幕。
ハルちゃんのかわいい雪遊びについて、飼い主(@shibaharu_)さんにお話を聞いてみた。

飼い主さん「ちゃんと口に入っているかは微妙」

――ハルちゃんはどんな子?

5歳の女の子です。頑固でツンデレな、これぞ柴犬!という性格です。いつも行く公園でボール遊びをするのが好きですが、雪の上だとさらにテンションが上がって止めるまでずっと遊んでいます。チャームポイントはつぶらな瞳と真っ白なお腹です。


――この「雪遊び」はどのくらい続いた?

雪を食べたりピョンピョン走り回ったりは20分はやっていたと思います。全然帰ろうとする気配はなく、そのあとボール遊びもしています。雪があれば、飼い主が抱っこして強制帰宅しなければずっと遊び続けるかもしれません…

普段のハルちゃん
普段のハルちゃん

――「雪遊び」は毎年するの?

毎年一度はやりますが、大粒の雪がたくさん降っている時だけ見られる行動です。お友だちと走り回って喉が渇いたときに積もってる雪を食べることもあります。


――ハルちゃんが雪を食べるのはなぜだと思う?

自分に向かってくるものをパクッとしているだけだと思います。ハルに聞かないとわかりませんが、ちゃんと口に入っているのかは微妙なところです…

よく見ると目をつぶっているような…
よく見ると目をつぶっているような…

飼い主さんいわく、ドライフードが嫌いで「雪が大好きな美食家」だというハルちゃん。

毎年、雪の上で“ゴロゴロ”したり、穴を掘ったりと色々な方法で雪を楽しんでいるらしいハルちゃんだが、動画のように雪を「パクパク」するのは大粒の雪がたくさん降っている時限定の遊びだそう。

雪の上でゴロゴロ~
雪の上でゴロゴロ~

かわいくもレアな姿を見せてくれたハルちゃんだが、やっぱりたっぷり降り積もった北海道の雪は冷たいようで、足の裏をペロペロと舐めて気にする一幕も。

しかし、それでも散歩からは帰ろうとしなかったようで、雪遊びをまだまだ楽しみたい!という気持ちが伝わってくる。

やっぱり冷たくはある様子
やっぱり冷たくはある様子

――動画には大きな反響がありましたが…

毎年の恒例行事なので、正直こんなに反響があるとは思っていませんでした。(雪が降ればみんなやるものだと…)見ていて癒されると言っていただけるのがとても嬉しかったです。

雪をかぶって「揚げパン」になってしまったハルちゃん
雪をかぶって「揚げパン」になってしまったハルちゃん

子どもの頃に雪を「パクパク」してみた経験がある人もいるだろう。こんなに雪を全身で楽しむハルちゃんの姿に癒された人は多いはずだ。

プライムオンライン編集部
プライムオンライン編集部

FNNプライムオンラインのオリジナル取材班が、ネットで話題になっている事象や気になる社会問題を独自の視点をまじえて取材しています。