世界中の子どもたちへのプレゼント配りに大忙しのサンタクロース。今年も恒例となっている「サンタ追跡」が日本時間の24日夜から始まった。ネット上でサンタクロースがどこにいるのか分かるほか、配ったプレゼントの数も把握出来るようになっている。

この「サンタ追跡」によると、サンタクロースは今年も新型コロナウイルスの影響で去年と同様にマスクを付けて世界をまわっているようだ。「サンタ追跡」は普段、ミサイルや人工衛星などを24時間体制で監視しているNORAD=北アメリカ航空宇宙防衛司令部が、偵察衛星や高性能レーダーを駆使してサンタクロースを追跡し、移動状況を把握しているもの。

NORADは、サンタクロースが安全に空を飛べるように付近を飛行する航空機にサンタクロースをぶつからないよう注意を呼びかけている。またサンタクロースが北米上空を通過する際にはカナダ空軍が戦闘機で護衛したという。

なお、日本へは24日の日本時間午後11時頃、サンタクロースが到着し、東京スカイツリーを通過する様子などが確認できている。「サンタ追跡」は66年前から行われている。
(画像は、NORADホームページ、カナダ空軍のツイッターより)
(https://www.noradsanta.org/ja/map)
