家族を亡くした後の行政手続きで遺族の負担を軽減しようと、宮崎市役所に11月10日から「おくやみコーナー」が開設された。

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複数の窓口を訪れての手続き…家族の不安も軽減

家族が亡くなった際には、国民健康保険や税金、介護保険などの手続きが必要になる。

宮崎市役所によると関係する課は25あり、最大93種類の手続きが必要で、遺族は複数の窓口を訪れて手続きを行わなければならず、大きな負担となっている。

このため宮崎市は遺族の負担軽減を図るため、11月10日から本庁舎1階の市民課に「おくやみコーナー」を開設している。

宮崎市 市民課 和田有美課長:
不安な気持ちを少しでも軽減して市民サービスの向上、ご遺族の負担軽減ということで。今回、死亡届け出後の手続き専門窓口「おくやみコーナー」を開設することになりました

おくやみコーナーでは、身近な人が亡くなった後に必要な行政手続きの絞り込みや、関係する各部署の案内などを行う。

宮崎市では1年間に約4000人の死亡届が提出されるという。

(テレビ宮崎)

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