猫がくれた思いもよらないプレゼントがTwitterに投稿され、話題となっている。
それがこちら。
毎朝早くおれのためにセミをとってきてくれる pic.twitter.com/EJnA0wCngN
— Tatsuro Suzuki (@tatsuro_suzuk) August 21, 2021
毎朝早くおれのためにセミをとってきてくれる
コメントと共にTwitterに投稿された画像には床に転がる生きたセミと三毛猫のつゆちゃん1歳。
投稿者で飼い主の「Tatsuro Suzuki」(@tatsuro_suzuk)さんにつゆちゃんが毎朝、生きているセミを持ってきてくれるそうだ。
Tatsuro Suzukiさんによると、つゆちゃんは室内で飼っているが、自然豊かな場所のため、網戸からよく虫が入ってくるという。

飼い猫からの毎朝届くプレゼントにTwitterでは「なんてお利口さん。」「猫の愛情表現」などの声があり、約1万1000件のリツイート約6万5000件のいいねがつくなど、話題となっている。(9月13日現在)
保護猫だというつゆちゃんだが、なぜセミを飼い主のために毎朝持ってくるのか、飼い主のTatsuro Suzukiさんにお話を伺った。
今まで20匹以上持ってきている
ーーなぜセミを持ってくると思う?
本能だと思います。持ってきたセミはリリースしています。
ーーいつ頃から持ってくる?
2021年の夏に入った頃からハイペースで持ってきていますね。数えてないですが、20匹以上はとっていると思います。

ーーセミを持ってくることについてどう思う?
セミはすごい鳴くので正直うるさくてやめてほしいのですが、捕まえてきてやったよという感じで渡してくるのでそれは嬉しいですね。
ーー持ってくるのはセミだけ?他のものは?
動くものはなんでもとってきます。ゴキブリやクワガタ、トンボなどもとってきます。
ーーどんな性格?
とても人懐っこいです。何か捕まえると真っ先に自慢気に持ってきます。

元は保護猫「歩くこともできなかった」
ーー普段の様子は?
普段は寝るか食べるか毛繕いするか、のんびりしていますね。よくビニールハウスに連れて行って一緒に走って遊んだりしています。

ーー保護したとのことですが、そのときと比べると変化は?
2020年の9月頃に保護したときは両足と骨盤を骨折していて、歩くこともできなかったのですが、すっかり元気になってよかったです。
ーー反響についてどう思う?
あ〜あるある、というコメントがあったので、他の猫飼いの方も同じような経験してるんだなと思いました。
飼い犬との初対面も話題に
Tatsuro Suzukiさんは三毛猫のつゆちゃんだけでなく、甲斐犬のフキちゃん6歳と小松ちゃん4歳とも暮らしている。普段は別々の場所で生活しているそうだが、つゆちゃんが初めて小松ちゃんと出会ったときの接し方がわからないぎこちないやりとりの様子も6万5000いいねがつくなど話題となった。(9月13日現在)
はじめて犬と会ったときのやつ pic.twitter.com/PnsRF4FJMh
— Tatsuro Suzuki (@tatsuro_suzuk) August 28, 2021

ーーわんことは仲良し?
普段家で飼っている甲斐犬とは別棟で管理しています。狩猟犬のため、猫と一緒にいることはほとんどないです。初めて会ったときは少し怖がりつつ、自分なりの威嚇をしていました。
保護猫で当時は歩けないほどだったという、つゆちゃんがセミを持ってきているのはすっかり元気になったお礼のつもりもあるのだろうか。
Tatsuro SuzukiさんはTwitterに可愛い三毛猫や甲斐犬の様子も投稿しているので、気になる人はチェックしてほしい。
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