「ウユニ塩湖」が日本にも?福岡の遠浅海岸に感動の絶景が

大地が鏡のように空を映し出し、「天空の鏡」とも呼ばれている、南米ボリビアにあるウユニ塩湖。
そんな絶景写真が撮れると話題のスポットが、福岡にある。

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水際に立つ人物と周囲の風景が、まるで鏡で映したように上下対称に写った写真。
世界有数の絶景として知られる、ウユニ塩湖を思わせる1枚だ。

こちらは、マジックアワーと呼ばれる日の入り間近の時間帯。
美しいグラデーションの空がくっきりと水面に映っている。

この神秘的な写真は、実は、福岡・福津市の海岸で撮られたもの。

福津市地域振興課 上川祥也さん:
こんにちは~、よろしくお願いします

福津市地域振興課の上川祥也さんは、そんな地元の絶景に魅せられた1人。

福津市地域振興課 上川祥也さん:
初めて行った時、ちょうどマジックアワーと干潮が重なるシーズンだったんですけど、感激するような光景が広がっていて、本当にこれが福津市で撮れた写真なのかなと思うくらいに感動したので

心に響く絶景写真が、なぜ福津の海岸で撮れるのか。
そこには、神秘的な光景を生みだす福津ならではの要因があった。

福津市地域振興課 上川祥也さん:
遠浅ならではの、福津の海の地形的な要因っていうのがあるなと思っております

津屋崎・宮地浜・福間と、3つの砂浜がアーチ状に連なる福津市の海岸。
遥か沖合まで遠浅で平たいため、中潮から大潮の日に潮が引くと、濡れた砂浜が大きな鏡のようになってそこに空が映り込み、絶景が現れるのだ。

福津市地域振興課 上川祥也さん:
雲の形であったり、空の色であったり、毎日毎週行っても全く違う景色が見られるというのは、何度足を運んでも面白いと思う

“映える”写真の撮り方をレクチャーしてもらった

1年ほど前に初めて絶景を目にして以来、毎週のように海岸に通っているという上川さんに、上手な写真の撮り方を教えてもらうことに。

リポーター:
撮影する場所のポイントとしては、どういったところを選んだら良いですか?

福津市地域振興課 上川祥也さん:
水分が残っているような、べたっとした、このエリアですね。まさにここら辺が、一番写真が撮りやすいポイントです

撮影に適しているのは、砂浜に少し海水が溜まっているところ。被写体を波打ち際に立たせて撮影をしてみる。
そのときのポイントが…

福津市地域振興課 上川祥也さん:
アングルを低くしていただく。濡れた砂浜が、より大きくインパクトがあるように映りますね

リポーター:
なるほど!カメラの真ん中あたりに地平線を持ってきたら良いんですね

爽やかな夏空がくっきりと映った「かがみの海」。
見られる条件は、中潮~大潮の干潮時。そして晴れていることと、風が穏やかなこと。
季節や時間帯によって、様々な光景が楽しめる。

上川さんは、この「かがみの海」を、コロナ禍にあえぐ観光産業の立て直しにつなげようと、市の公式SNSなどで積極的に発信してきた。
その成果もあって、インスタグラムで「かがみの海」と検索すると、若い世代を中心に「奇跡の1枚」の投稿が増えている。

福津市地域振興課 上川祥也さん:
徐々に浸透してきていることがとても嬉しいですね。福津でこういう景色が見られることを知っていただいて、コロナが終わったら福津に行きたいと、第1候補に選んでいただければと思います

玄界灘に臨む福津市ならではの自然が生み出す絶景「かがみの海」。
新たな観光スポットとして注目されそうだ。

(テレビ西日本)