大阪の合宿先から姿を消し、行方不明となっているオリンピックのウガンダ代表選手。大阪を離れたあと、名古屋駅で新幹線を降りたとみられることが新たにわかりました。

 行方がわからなくなっているのは、ウガンダ代表で重量挙げのジュリアス・セチトレコ選手(20)。

 大阪府泉佐野市で合宿中だった7月16日未明までは、他の選手がホテルにいたことを確認していました。

 しかしその後、市の職員が部屋を確認したところ、姿を消していたといいます。

<メモの内容>

「ウガンダの生活が苦しい」「日本で仕事がしたい」

 セチトレコ選手の部屋には、こう書かれたメモが残されていたといいます。

大阪・泉佐野市の千代松市長:

「熊取駅で切符を買うのに困っている黒人の方を目撃したと」

 合宿先のホテルから近い熊取駅で、名古屋方面への新幹線の切符を購入した目撃情報を最後に行方がわからなくなっていましたが、その後の足どりについて新たな情報が得られました。

 捜査関係者によりますと、セチトレコ選手とみられる人物が、名古屋駅で新幹線を降り、改札を出ていく様子が防犯カメラに映っていたといいます。

 なぜセチトレコ選手は愛知県に向かったのでしょうか。稲沢市に住むウガンダ人の男性は、その理由をこう推察します。

稲沢市在住のウガンダ人男性:

「日本から中古の車を送ってもらってた。トヨタの車を。(トヨタの車の)ナンバープレートの方には、名古屋とはってあった。最初、トヨタの車は全部名古屋と呼ばれとった。日本と言ったらすぐ名古屋が出てくる。東京より名古屋が有名」

 セチトレコ選手は、どこで何をしているのでしょうか…。警察による捜索が続いています。

※画像はゲッティ提供

東海テレビ
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