機能性だけでなくデザインも…売れ筋には“理由”がある!

おうち時間が増え、需要が高まっているホームセンター。

2019年度の売上は全国で4410億円以上。ホームセンター業界1位と絶好調のカインズ。その人気の理由は、オリジナル商品の豊富さだ。お手頃かつ、機能的で独自のアイデアを盛り込んだアイテムが充実している。

様々な形のボックスを自分好みにカスタム…「収納ボックス」

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中でも特に人気なのは、収納ボックス「インテリアキャリコ」(798円~)。

カラーやサイズが豊富な収納ボックスは、650万個売れた人気商品だ。

7つの色から選ぶことができ、サイズもS・M・Lの3タイプ。収納する大きさに合わせられる。正面から出し入れできるので、積み上げても大丈夫。キャスターもついているので、移動もラクラク。

また、違った色・サイズのボックスを組み合わせれば、オシャレに収納することもできる。これまで650万個売れた人気商品で、まとめ買いしていく人が多いとのこと。

機能性だけでなく見た目もスタイリッシュな「立つほうき」

続いての人気アイテムは、スタイリッシュな見た目の「立つほうき」(1280円)。

持ち手の下についているリングをスライドすると、ほうきに早変わり。

穂の部分が出し入れできるので、使い終わればスッキリ立てることができると、SNSでも話題だ。

収納に便利な工夫も…使い方もカンタンでしっかり切れる「ホイルケース」

598円の「しっかり切れるホイルケース」。

使い方は中にアルミホイルを入れて、ケースを閉めるだけ。

切れ味もよく、マグネットがついていて、収納にも便利だ。

グッドデザイン賞にも選ばれた。

パクチー、ベビーリーフ、ラディッシュも…コロナ禍で需要が激増「家庭菜園セット」

コロナ禍では「家庭菜園」の関連商品は需要が増え、売上が大きく伸びた。

最近は手軽さから種ではなく、苗を買っていく人が多いとのこと。しかし、興味はあるけど土や肥料など準備が大変そう…、育てるスペースが無い…、などの理由で一歩が踏み出せない人も。そんな人に人気なのが、「菜園セット パクチー」(498円)だ。

土・種・肥料など必要なものが全て入っていて、あとは毎日水をあげるだけ。室内で日当たりのいい場所に置いておけば、2か月後には立派に育つ。インテリアとして楽しむ人も多いそうだ。

作り方は、袋の中で水に馴染ませた土を容器の中に…。深さ5ミリ・幅5センチで種を植える。種に土をかぶせたら完成。とても手軽で、家庭菜園の入門としては最適な商品だ。パクチー以外にも、ガーデンレタス、ラディッシュ、葉ねぎ、ベビーリーフがある。

女性でも1時間あれば簡単に完成…「DIYキット」

コロナ禍では、DIYグッズの売れ行きも激増。2021年は前年の1.5倍になった。

時間と手間がかかりそう、道具を持っていないなどの理由から、なかなか始められないという人でも簡単に作れるのが、カインズオリジナル「クミモク」のキットシリーズ。

わずかな工具を使い、入っている材料をボンドやビスで組み立てるだけで、オリジナルの家具ができる。手間いらずで、作業スペースもとらないと大人気。女性でも1時間あれば作ることができる。

試しに、背もたれのない椅子「スツール」のキット(クミモク スツールキット3980円)を作ってみる事に…。

説明書に従って、パーツを組み合わせていく。必要な工具はドライバーのみと簡単だ。

電動ドライバーを使って組み立て…20分で完成。

ちなみに、店舗の中には工房もあり、商品購入者は2時間無料で使うことができる。

コロナ禍の気分転換にと利用する人も多いそうだ。

さらに、毎月数回、店舗ごとにワークショップも行われていて、専任のスタッフからDIYの基礎から応用まで学べ、初めての人にも安心だ。

(東海テレビ)

東海テレビ
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