今や「文房具以上の欠かせない存在」として定着

名古屋市は小中学生に1人1台ずつタブレットの配備を進めているが、目的を明らかにしないままタブレットの操作履歴が記録されていたため、「市の個人情報保護条例」に違反すると指摘され、6月10日から使用を中止していた。

市の教育委員会は条例の認識不足を認めて謝罪し、17日に保護者に対し「不正アクセスなどトラブル発生時のみ確認することがある」と伝え、18日から使用を再開した。

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教育委員会に、子供たちのタブレットの活用例について聞いてみた。

1.「AIドリル」
授業中に、子供たちそれぞれの理解度に合わせて問題を出す。

2.「先生にタブレットで質問」
人前で質問するのが苦手な子供も、気軽に質問しやすい。

3.「課題などをタブレットで提出」
タブレットで行うことで、誰が提出したかを一目で確認できるなど、ノートよりも効率的で先生の負担が減る。

4.「心の状態・変化をチェック」
朝の会で、子供たちに心の状態を「晴れ・くもり・雨」など天気で選択してもらい、子供たちの心の状態や変化に気づくことができるようにしている。担任だけでなく先生全員で共有している学校もある。

また、新型コロナウイルスで休校となった学校では、自宅で受けられるようオンライン授業も行った。

2021年2月からタブレットを導入していた名古屋市立小学校の校長は、「文房具以上の欠かせない存在として定着していたため、先生はもちろん子供たちも困っていた。教室でタブレットの使用再開を告げると、子供たちから歓声が上がった」と話している。

タブレットは6月10日時点で市内の208校、児童・生徒のほぼ半分にあたる約8万9000人に配布済みで、7月末には全員に配布できる予定だという。

(東海テレビ)

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