二酸化炭素の排出削減やフードロスに貢献しようと、新潟市のデパートで新たな取り組みが始まった。環境に優しいその主役は、“お米”だった。

松村道子キャスター:
プラスチックと、食用に適さないお米を合わせて誕生した「ライスレジン」。地球に優しい取り組みが新潟伊勢丹で始まりました

新潟産の商品を集めたコーナー「NIIGATA越品」に、米由来のバイオマスプラスチック「ライスレジン」製品が登場した。

環境に優しい「ライスレジン」
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バイオマスレジンマーケティング・杉原孝行企画営業部長:
スプーンのお米の含有率は34%、そして、おちょこは51%

ライスレジン製のおちょこ

松村道子キャスター:
半分は、お米ということですね

バイオマスレジンマーケティング・杉原孝行企画営業部長:
はい

フードロス削減に貢献…ラッピング袋にも採用

南魚沼市で、10年以上前から製造されているライスレジンは、米を最大70%まで混ぜることが可能となっている。

最大70%まで米を混ぜることが可能

バイオマスレジン スタッフ:
機械の中で、お米と樹脂素材を炊きながら混ぜるイメージで練っている

バイオマスレジンマーケティング・杉原孝行企画営業部長:
例えば51%のお米が入ると、その分、石油の樹脂が減る。燃やしたときのCO2も51%減らすことができる。環境に優しい製品になっている

石油の樹脂を減らすことでCO2も削減

食用に適さない米を使っているため、フードロス削減にも貢献。
商品をラッピングする袋にも、ライスレジン製のものが登場した。

左側がライスレジン製ラッピング袋

「身近なものから変わって…」レストランなどでも導入

そして、ライスレジンはレストランにも…

松村道子キャスター:
ライスレジンのストロー、お米の含有率は20%です。触った感じは、紙のストローとあまり変わりません。ざらざらした質感です。口当たりに癖はなく、アイスコーヒーの味がダイレクトに口に入ってきます

さらに…

松村道子キャスター:
社員の意識も高めようと、社員食堂でも早速、ライスレジン製のスプーンと箸が導入されています

社員食堂にはライスレジン製のスプーンと箸が

社員:
すごく舌触りがいい。毎日使っているもの、身近なものから変わっていくことで、大きなものになっていくと思う

新潟三越伊勢丹・牧野伸喜代表取締役社長:
百貨店は人が集まり、にぎわい、楽しくお過ごしいただける場と考えている。その中で、将来的にわれわれの子どもであるとか、そういったことにも貢献できる百貨店でありたい

新潟三越伊勢丹・牧野伸喜代表取締役社長

ライスレジンの生産者も、デパートを舞台に商品を広めたいと考えている。

バイオマスレジンマーケティング・杉原孝行企画営業部長:
伊勢丹を会場に、幅広い県民に対して、お米のプラスチックが役に立つということを知っていただきたい

今後、ライスレジン製品は全国、東南アジアへの拡大を視野に入れているという。

(NST新潟総合テレビ)