映画「BLUE/ブルー」の公開記念舞台あいさつが4月10日 都内で行われ、主演の松山ケンイチ(36)さん、木村文乃(33)さんらが登場した。

ボクシングトークに盛り上がりすぎて…?「役者じゃないのかも」
4月9日から公開している吉田恵輔監督の映画「BLUE/ブルー」。

30年以上続けてきたボクシングを題材に、自ら脚本を書き上げた本作は、成功が約束されていなくとも努力を尽くす挑戦者たちの熱い生き様が描かれる。


松山さん、東出昌大(33)さん、柄本時生(31)さんが演じるボクサーたちの夢と葛藤、青春の日々を描いた作品。

ーーボクシングシーンにかける思いは大きかった?
松山ケンイチ:
東出君も時生君も、(役作りを)やっちゃう人だから、足を引っ張らないように

木村文乃:
ある日皆さんで「どうやって減量してる?」とか、「バンテージはどの種類がいい?」とかすごく楽しそうにお話しされていて。「この人たち役者じゃないのかもしれない」って(笑)

また松山さんは、作品がコロナ禍での公開になったことについて「自分にとって映画は背中を押してくれる存在、勇気を与えてくれるものだと思っている。エンタメのカは何も変わっていない。映画の力を皆さんと共有していきたいと思います」と熱く訴えていた。
松山ケンイチ&木村文乃“2人の世界になれた瞬間”
松山さんは、木村さん演じる初恋の人にバンテージを巻くシーンの撮影が印象的だったそうで…

松山ケンイチ:
あの瞬間だけは、本当に2人の世界になれたなと思って。全然いやらしいとかそういうことじゃないんですけど、2人とも(心が)裸でいた感じがするんですよ。邪魔なものが全部なくなっていった瞬間でもあって。僕はそれがすごく個人的に喜びを感じましたね

松山さんが、木村文乃さんと“2人の世界になれた”思い入れのあるシーン。一方の木村さんは…?
松山ケンイチ:
(木村に)どうでしょう?
木村文乃:
・・・裸だったと思う!(笑)
(めざましテレビ 4月12日放送分より)