新型コロナウイルスの影響で、葬儀のスタイルにも変化が出ている。
岡山・笠岡市の葬儀会社が、葬儀場の3密回避につなげようと、ある取り組みを始めることになった。

トラックが15分で葬儀場に…3密回避も

久保さち子記者:
祭壇や焼香台がととのえられた葬儀場。家族葬には十分な広さ。実はこちら、トラックの中です

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折りたたまれて収納されていた床が広がり、トラックの中は畳16畳分の広さに。

祭壇などを整えると、15分ほどで葬儀場ができあがる。

入り口と出口が分かれているため、すれ違うことなく焼香でき、車いすで参列することも可能。

家族葬加速の中、「見送りできない状況」を解消したいという思い

笠岡市の葬儀会社「吉相グループ」が、特殊車両を手掛ける県外のメーカーに依頼したもので、2月20日に届いたばかり。

吉相グループ・藤原清隆会長:
新型コロナウイルスで加速している家族葬。友達が亡くなっても見送りできない状況を解消したい

吉相グループでは、葬儀全体の約5割を家族葬が占めていたが、新型コロナの影響が出始めた2020年4月ぐらいから、3密を避けたいと家族葬が増え、今では約9割が家族葬になった。

家族以外、なかなか最後のお別れができない中、この移動葬儀車で出向けば、近所の人も参列できるとしている。

“移動”葬儀車ならではの利点を生かし離島へも

さらに...

吉相グループ・藤原清隆会長:
高齢化社会の中、山間部や離島へもフェリーに乗せて(運び)、(移動葬儀車を)便利良く使ってほしい

コロナ禍の中で生まれた新たな葬儀の形。

この移動葬儀車は、4月から稼働することになっている。

(岡山放送)