沖縄の男性がベストボディ・ジャパン日本一に

引き締まった体やにじみ出る品格など、健康的な肉体を競う「ベストボディ・ジャパン」。
日本一に上り詰めた男性に、トレーニングとメンタルはどのように生み出されたのかを聞いた。

ミュージシャンの西川貴教さんも出演した、健康美を競う大会「ベストボディ・ジャパン」。

提供:一般社団法人ベストボディ・ジャパン協会
提供:一般社団法人ベストボディ・ジャパン協会
この記事の画像(12枚)

ベストボディ・ジャパン2020総合優勝 前里明生さん:
ステージの上では絶対自分が一番だぞ、自分が一番かっこいいんだぞ、美しいんだぞっていうのを思いながらやってました

提供:一般社団法人ベストボディ・ジャパン協会
提供:一般社団法人ベストボディ・ジャパン協会

体の美しさを競う大会で2020年、20代部門で優勝。
さらに20代から60代の全ての世代で約150人の中から総合優勝を果たしたのは、沖縄・豊見城市に住む前里明生さん(24)だ。

提供:一般社団法人ベストボディ・ジャパン協会
提供:一般社団法人ベストボディ・ジャパン協会

ベストボディ・ジャパン2020総合優勝 前里明生さん:
自分は健康美を競う大会というテーマに魅力を感じたので、筋肉だけじゃなくて、ルックス、スタイル、骨盤の位置であったり

提供:一般社団法人ベストボディ・ジャパン協会
提供:一般社団法人ベストボディ・ジャパン協会

24歳の前里さんは、大会に向け警備会社で働く傍ら、週に6回、トレーニングを実施。専属のトレーナーをつけることはなく、独学で取り組んでいる。

ベストボディ・ジャパン2020総合優勝 前里明生さん:
長すぎても疲労に変わってしまうので、筋肉って。より姿勢が悪くなったりするので。1時間から1時間半が、より人間が集中して良い体にしていく時間帯です

オーラを出すため普段から“一番”にこだわる

大会に出場するほどの肉体を持つ前里さんがトレーニングに励むようになったのは、5歳から大学4年生まで打ち込んでいたサッカーがきっかけだった。

ベストボディ・ジャパン2020総合優勝 前里明生さん:
自分はけがが多くて、そこで骨盤のゆがみとか、肩甲骨や胸骨がバランスが悪いというので、より健康に細かい所までこだわってトレーニングをしていたって形です

プロ選手を目指していたが、けがが多く、大学卒業後はプロの道を断念。ただ、トレーニングは継続し、さらなる高みを目指そうと決意した。

前里明生さんがトレーニングに励むきっかけはサッカーだった
前里明生さんがトレーニングに励むきっかけはサッカーだった

ベストボディ・ジャパン2020総合優勝 前里明生さん:
自分のこれまで、けがとか人生に携わってきたボディメイクをとことん追求しようと思って、ベストボディ・ジャパン、健康美を競う大会っていうのに出場を去年決めました

ベストボディ・ジャパンは、体を大きくするボディビルとは異なり、バランスのとれた筋肉や顔の表情、知性や品格のある雰囲気など、人の内面から感じられるオーラも審査の対象となる。

提供:一般社団法人ベストボディ・ジャパン協会
提供:一般社団法人ベストボディ・ジャパン協会

ベストボディ・ジャパン2020総合優勝 前里明生さん:
歩き方からですね。歩く時は肩甲骨をしめて、胸を張ることで迫力は違うので。常日頃から(歩くときは)意識して、オーラというか、雰囲気を出すようにしていました

内面からオーラを出すには、普段の生活から意識することが大切で、ほかにも自分が一番だという雰囲気を出すために取り組んでいることがあった。

ベストボディ・ジャパン2020総合優勝 前里明生さん:
人と同じようなことをしてはダメだと思って。番号もすべてこだわっていて、取る番号とか選ぶ番号は、絶対に一番。温泉は靴箱があるので、一から百番とか。ジムには除菌スプレーがあるのでそれも一番。靴箱も一番。番号を選ぶ時は何でも一番

前里明生さん「番号を選ぶ時は何でも一番」
前里明生さん「番号を選ぶ時は何でも一番」

「沖縄の健康問題を解決していきたい」

前里さんは、トレーニング仲間からも一目置かれる存在だ。

ローチェ・ジム・仲宗根武蔵代表:
かなりストイックに、食事もトレーニングの管理とかもしてるんだなと思いましたね。なかなか、あそこまで仕上げるのは難しいんじゃないかなと思います

ストイックな前里さんだが、一番大変だったことは食事制限だったと話す。大会数週間前からは、卵白・ブロッコリー・鶏の胸肉だけの食事にとどめ、体を仕上げていたという。

卵白・ブロッコリー・胸肉だけの食事制限
卵白・ブロッコリー・胸肉だけの食事制限

ローチェ・ジム・仲宗根武蔵代表:
漫画の主人公みたいな感じで、ちょっと男としても女の子からも魅了される部分ってすごいあるのかなって思って。みんなが、こんな感じになれたらいいのかなって思う人間の一人じゃないかなと思います

仲宗根さんから「トレーナーとして働かないか」と勧誘を受けた前里さんは、以前まで勤めていた会社を辞め、働くことを決めた。
その決意の裏にはー

沖縄では全国に比べ肥満率が高く、健康を損ねていることもあり、その問題をジムの経験を生かして、少しでも解決していきたいと話す。

トレーニングの経験を生かし健康問題を解決したい
トレーニングの経験を生かし健康問題を解決したい

ベストボディ・ジャパン2020総合優勝 前里明生さん:
それが一番の目的であって、自分の生まれ育った沖縄で健康や美に対してもっと沖縄の人に知ってもらいたいし、どんどん皆が体を変えるだけでなく、人生を変えていってほしいです

2021年は、ジムのトレーナーとして県民のボディメイクの手助けもしながら、大会連覇を目指すと意気込む。

ベストボディ・ジャパン2020総合優勝 前里明生さん:
ことしも、2021年もベストボディ・ジャパンで日本一をとって2連覇目指して、沖縄の健康、美しさっていうのは沖縄の人が一番だぞっていうのを証明したいですね

たくましさ、美しさにさらに磨きがかる前里さん。前里さんの挑戦が、沖縄の健康の課題を変えるきっかけになるかもしれない。

(沖縄テレビ)

記事 855 沖縄テレビ

沖縄の最新ニュース、身近な話題、災害や事故の速報などを発信します。