内閣府の調査によると、「ベビーカーマーク」の意味を知らない人が65%以上であることが判明した。「ベビーカーマーク」とは何なのか?

「ベビーカーマーク」とは?

――ベビーカーを押しているこちらのマーク、ご存知ですか?

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6歳・1歳のママ(30代):
見たことはあるけど、意味は分からない。

2歳のママ(30代):
“ここならいていいんだ”
って分かるので。“ここに乗っていれば大丈夫“っていう安心感はある。

内閣府が行った調査によると、「ベビーカーマーク」の意味を知らないと答えた人が65%以上であることが明らかになった。

まだ半数以上の人が知らない「ベビーカーマーク」は、2014年に制定され、交通機関などで、ベビーカーを折りたたまなくても優先的に利用することができる場所を示す。

電車で邪魔扱いされる現実

しかし、混雑する電車でベビーカーを利用するママからはこんな声が・・・

0歳のママ(30代):
混雑しているときベビーカー乗せたら「邪魔だよ」と言われた。「邪魔だよ」と言われると、荷物多いので申し訳ないって気持ちに。

6歳・1歳のママ(30代):
少し人が多い時間帯だと舌打ちされたりとか・・・乗っているのは小さい子どもなので、こっちが守ってあげないといけないので、分かってほしいっていうのはあります。

ベビーカーが邪魔者扱いを受ける現実。

双方どういう対応が必要か?

このことについて、ベビーカーを利用しやすい環境づくりに取り組んできた、NPO法人の松田妙子代表は、「ベビーカーマークは利用者の権利として周りの人の理解が必要」だと指摘する。

せたがや子育てネット 松田妙子代表理事:
ベビーカーマークの周りには“ベビーカーが来るかもしれない”って思っているだけでも十分違う。“来たら空けよう”と思ってくれたら。目が合ったらニッコリしてみる

そしてベビーカー利用者に対しては・・・

せたがや子育てネット 松田妙子代表理事:
無言で乗らずに「乗ります」とか「お願いします」と言ってみるのもいい。

(「イット!」2月1日放送分より)