冬の訪れを前に、今シーズン最初の「渡り鳥の生息調査」が11月6日朝、宮城県内500カ所の沼や川で行われました。
国内最大級の渡り鳥の飛来地、県北部の伊豆沼では調査を行う財団の専門家が、マガンなどの数を調べました。
渡り鳥はロシア極東部で繁殖し、毎年寒さが増してくると、およそ4000キロ離れた日本へ移動し冬を越します。
宮城県伊豆沼・内沼環境保全財団 嶋田哲郎研究室長
「伊豆沼周辺は周りに広い農地があって伊豆沼があって、ねぐらがあって食物もあるので、渡り鳥が越冬するには安住の地と言えると思います」
今シーズン、マガンの初飛来は9月10日で観測史上最も早くなりました。また、ハクチョウは10月3日、平年に比べて6日早く飛来しました。
財団の独自調査によりますと、今シーズン、伊豆沼周辺では10月23日の時点でガン類が12万3232羽、ハクチョウ類が52羽、カモ類が2011羽確認されています。
宮城県伊豆沼・内沼環境保全財団 嶋田哲郎研究室長
「10月下旬でも全体で10万羽を超えているので、今年の冬も順調に増えていると考えています」
これから冬にかけてハクチョウ類やカモ類もさらに数が増え、渡り鳥全体の飛来は例年、1月にピークを迎えます。
