福岡県議会の金銭授受疑惑をめぐり、「蔵内前議長に500万円を手渡した」と証言した元県議が、このうち200万円を所属会派の政務調査費から流用していたことを明らかにしました。
5日に行われた蔵内勇夫前議長の記者会見。
◆福岡県議会 蔵内勇夫 前議長(5日)
「彼の県議時代の行いなどもあり、証言に信ぴょう性はないと思っています」
その「彼」とは、民主系会派で副議長を務めた新村雅彦元県議です。
10月23日に記者会見を開き、蔵内氏に「現金500万円を手渡した」と証言しました。
蔵内氏の発言に対し、新村氏が口を開きました。
◆新村雅彦 元県議
「返すべき政務調査費の残額から200万円を流用した。そのことを蔵内氏は言っているのだろうと思いますけど」
新村氏は取材に対し、当時、所属していた民主系会派では、本来 県に返還すべき政務調査費の余剰分を会長だった吉村敏男元県議が会派の口座にプールしたとした上で、そこから200数十万円を引き出し、200万円を蔵内氏に渡す費用に充て、残りは手元に置いていたと説明しました。
◆新村雅彦 元県議
「政務調査費そのものを流用していたのは吉村氏で、それをまた私が流用した。だから相当私も悪いんです」
引き出した金は、吉村氏からの指摘を受け、会派に全額返金したとしています。
一方、吉村氏はTNCの取材に対し、「政務調査費をプールしていた事実はなく、嘘ばかり言っている」「当時、会派の会計管理は新村氏が担っていた」と話しています。
