岩手県北上市が2032年の開学を目指す市立工科大学について、住民同士で意見交換しようと地元の高校生が企画したワークショップが、11月3日に市内で開かれました。
このワークショップは、授業の一環で北上市による工科大学の設置構想と地域活性化について研究している黒沢尻北高校の2年生4人が企画しました。
黒沢尻北高校2年 谷口咲麗さん
「きょうは、世代や立場に関係なく北上市の未来について全員で考える」
3日は地域住民など約60人が参加し、大学設置の賛否や設置する場合、場所はどこがいいかなど3つのテーマで意見交換をしました。
このなかでは、大学を設置した場合、若者の定着が期待される一方、費用は高すぎるといった意見が出されました。
また大学を設置しない場合は、子育て支援の拡充を図ったり、郷土芸能を活用したりして、地域活性化に取り組むべきとの意見が出されました。
北上市民
「高校生が北上の未来を考える発想になったのが、本当にすごい」
黒沢尻北高校2年グループリーダー 平渕紬希さん
「(市立大学について)20~30代の認知度が低いので、その人たちに向けた取り組みができれば、北上の未来をみんなで考えられると思う」
生徒たちは今後、寄せられた意見をまとめて、市に提出するということです。
