横田めぐみさんが新潟市で北朝鮮に拉致されてから11月15日で49年。弟・拓也さんが中学校で講演し、「自分に置き換えて考えてほしい」と訴えました。
東京・多摩市の中学校で講演した拉致被害者・横田めぐみさんの弟で家族会代表の横田拓也さん。
生徒たちに「心が痛む」と言いながら指し示したのは、めぐみさんが拉致されたのちに北朝鮮で撮影された写真です。
【拉致被害者家族会 横田拓也 代表】
「私が9歳、めぐみが13歳まで一緒に生活したときに、こんなに悲しい目をしためぐみは見たことがない。『お父さん、お母さん助けて。私はここにいるよ、なんで来てくれないの?』多分そんなことをめぐみは、言葉は聞こえないが訴えているんだと思う」
横田さんは、写真に写っているのが自分や自分のきょうだいだったらと想像して、どうしたら助け出せるのか、我が事に置き換えて考えてほしいと求めました。
また、帰国できていない拉致被害者のうち、ただ一人の親世代となった母・早紀江さんの夢にも言及。
【拉致被害者家族会 横田拓也 代表】
「めぐみが帰ってきたら、草原に2人で寝転んで、青い空に浮かぶ白い雲を見て『やっと自由になれたね』とめぐみの耳元でささやいてあげたいというのが母・早紀江の夢。この夢は誰でも、今すぐできる夢」
自由を奪われる拉致がどれほど理不尽なものか訴えました。
めぐみさんが拉致されて11月15日で49年。事態の進展が見られぬまま、今年も節目の日が訪れようとしています。
