死者行方不明者63人を出した長野・岐阜県境の御嶽山噴火災害から十三回忌にあたる今年、善光寺大勧進の栢木寛照貫主が、犠牲者の追善法要を行いました。
11月2日、雨の中、御嶽山に向かって祈る大勧進の栢木寛照貫主。御嶽山噴火災害の十三回忌に合わせ、王滝村の慰霊碑前で法要を行いました。
2014年9月の噴火では、山頂付近にいた58人が亡くなり、5人が行方不明となっています。
来年2027年には善光寺の御開帳を控えています。江戸時代、浅間山の「天明の大噴火」の際に貫主だった等順大僧正は、被災者の支援に奔走しました。また、三回忌と重なった善光寺の御開帳では、犠牲者の供養にと本堂の前に回向柱を立てました。これが、現在の形の始まりということです。
栢木貫主は、等順大僧正の思いを受け継ごうと、犠牲者に祈りを捧げました。
大勧進 栢木寛照貫主:
「10年経とうと20年経とうと、遺族の方の悲しみが癒えることはほとんどない。そういう方の少しでも慰めになれば」
