2度目の宇宙滞在を成功させた長野県川上村出身の宇宙飛行士・油井亀美也さんに、県民栄誉賞が贈られました。小学生たちが育てた「宇宙レタス」の試食も。味はどうだったのでしょうか。
■2度の宇宙滞在 6人目の県民栄誉賞
大勢の拍手の中、青い訓練服姿で登壇した川上村出身の宇宙飛行士・油井亀美也さん。
10月18日、佐久市で開かれたミッション報告会には約1600人が集まりました。
2025年8月から2026年1月にかけて、2度目の国際宇宙ステーション滞在を果たした油井さん。
日本の補給船をロボットアームで捕まえるなど、さまざまなミッションを成功させてきました。
阿部知事:
「県民に大きな感動と明るい希望を与えました」
報告会の冒頭には、阿部知事から「県民栄誉賞」が贈られました。
指揮者の故・小澤征爾さんなどに続いて6人目となります。
■「育つのがゆっくり」宇宙レタス
続いて、壇上したのは、故郷・川上村の2つの小学校の児童たち。
油井さんとも関わりの深い「ある活動」を報告しました。
川上第一小学校の児童:
「みんなで手分けして一生懸命、定植しました。みんなで願いを込めて植えました」
「おいしくなーれ!!」
児童たちが取り組んだのは、「宇宙レタス」の栽培です。
油井さんの滞在中に国際宇宙ステーションに保管していたレタスの種を「レタ星(レタスター)」と名付け、育ててきました。
川上第二小学校の児童:
「レタ星の種は、宇宙に行っていない種よりも芽が出るのが遅かったです。育つのもゆっくりでした」
■野菜苦手でも「もう1枚」おかわり
子供たちが水やりや草取りなどを行い、10月上旬に無事に収穫を迎えた宇宙レタス。
18日は、油井さんが試食しました。
宇宙飛行士・油井亀美也さん:
「ありがとう。とってもおいしいです。おじさん実は、野菜苦手なんだけど…みんなの気持ちもこもっているし、宇宙で種を見ながら、どうなるのかなって帰ってきて見るの楽しみにしていたんですけど、立派なレタスになってありがとうございます。おいしい、もう1枚」
■乗り物酔いは?宇宙人に会ったら?
報告会では、子供たちから宇宙に関するさまざまな質問が寄せられました。
児童:
「乗り物酔いをする人は宇宙飛行士になれませんか?」
宇宙飛行士・油井亀美也さん:
「気持ち悪くならなくなるまで薬を飲み続けます。乗り物酔いのことは心配しなくて大丈夫です。みんな気持ち悪くなりますから」
児童:
「もし、宇宙人に会えたらどんなお話をしてみたいですか?」
宇宙飛行士・油井亀美也さん:
「宇宙人に会ったことないんですけど、会ったら、『仲良く一緒に宇宙を旅しましょう』と言ってみたい」
■“黄金時代”「月に行ってほしい」
多くの子供たちと触れあった油井さん。
この会場から、宇宙飛行士の後輩が出てくることに期待を寄せていました。
宇宙飛行士・油井亀美也さん:
「今は宇宙開発の楽しい時期というか、黄金時代が来ていると思う。この会場にいる子供たち、若い人たち、ぜひ新しい宇宙飛行士の募集があったら応募していただいて、月に行っていただきたいなと思っています」
