問題発覚後、初めて記者会見を行いました。
GMOの熊谷社長は2日、一連の問題を謝罪しました。
また、不正アクセスの経緯について、セキュリティー上の問題があったことを明らかにしました。
謝罪から始まったGMOの会見。
熊谷正寿社長は涙をこらえて自らの信条を語りました。
GMOインターネットグループ・熊谷正寿社長:
多くの方の笑顔に資する、安心で安全なインターネットになってもらいたいと心の底から思っておりまして、お客さまのために情報を守れと言い続けてまいりました。
インターネットのセキュリティー事業も展開するGMOが、なぜ不正アクセスを防げなかったのか。
その背後には、北朝鮮の存在も浮上しています。
ずらりと並ぶ報道陣。
不正アクセスによる個人情報の流出が発覚して以降、初めての会見に臨んだGMO創業者の熊谷社長。
GMOインターネットグループ・熊谷正寿社長:
心よりおわびを申し上げます。私は31年間、一度たりとも「もうかる」「もうける」という言葉を使ったことはありません。8300人に確認ください。
さらに、ハッカーからの身代金約1億6000万円の要求を拒否して顧客1人分のものとされる個人情報が公開されたことについては、「お金を払うことはしない。彼らの最大の目的はお金です。助長するようなことはしません」と訴えました。
GMOは犯人の特定につながる有力な情報に最大1億5000万円の懸賞金を出していて、2日までに約700件の提供があったといいます。
一方、熊谷社長は子会社のセキュリティー企業から2年前にシステムの脆弱(ぜいじゃく)性について指摘を受け、4回にわたって緊急メンテナンスを行っていたことを明らかにしました。
GMOインターネットグループ・熊谷正寿社長:
この指摘をサービス運営に生かすことができなかった。
さらに、事態は国家レベルにまで拡大しています。
木原官房長官:
(Q. 北朝鮮系のハッカーが関与した可能性?)現在進行中の事案に関する民間事業者との個別のやりとりやその分析について、コメントは控える。
一部報道では、GMOへのサイバー攻撃に北朝鮮系のハッカー集団が関与している可能性が浮上しています。
北朝鮮の関与について、先ほど熊谷社長は「専門的な解析を行い、データをしかるべき機関にきちんと報告している。それ以上は申し上げられることは調査中なのでございません」と述べました。
GMOは、熊谷社長ら役員4人の報酬を3カ月間、最大30%減額すると発表しました。
