“トランプ政権の通信簿”ともいわれるアメリカの中間選挙が現地時間の3日に投開票を迎えます。
FNNは注目の激戦州ミシガンを取材。
自動車の街・デトロイトでは、ある異変が起こっていました。
中間選挙の投票が日本時間の3日に迫る中、選挙前、最後の応援演説を行ったトランプ大統領。
共和党・トランプ大統領:
この50年間で本当に偉大な大統領はたった1人しかいない。それが誰かわかるか、この私だ。
演説後には恒例のトランプダンスを披露する余裕を見せていました。
今回の中間選挙では、複数の州で激戦が予想されています。
その1つ、ミシガン州を取材すると、トランプ大統領の演説会場前には多くの熱狂的な支持者たちが集まり、「USA」コールが湧き上がっていました。
しかし、そのすぐそばでは反トランプ派による抗議デモが起きていました。
2024年の大統領選挙では、トランプ氏が僅差で勝利したミシガン州。
今回の上院選では共和党のロジャース氏と民主党のエルサイード氏が大接戦を繰り広げていて、争点の1つとなっているのが物価の高騰です。
ミシガン州最大都市のデトロイトは、自動車産業で発展し多くの労働者が暮らしていますが、すでに市民の生活に影響が出ているといいます。
生活に困っている人たちのため無料で食料を提供しているフードバンクでは、物価高を背景に、半年前と比べ利用者が倍近くまで増えています。
話を聞くと「人々はスーパーで買い物をする余裕すらない。ガソリン代も払えません」「(物価高は)一時的なものであってほしいと思っています。選挙が終われば状況が変わるかもしれません」などの声が聞かれました。
自動車の街・デトロイトでは、市民の足である車にも影響が出ています。
修理工場では、仕入れている部品などの値段が上がり、車の修理ができなくなっている人たちがいます。
自動車修理店の店長:
修理代と部品代を合わせると、とても払えない。(お客さんも)本当にお金がないんです。
物価高が続く中、生活への不安が募っています。
中間選挙の終盤、トランプ大統領はミシガン入りし、支持を訴えました。
共和党・トランプ大統領:
私が立候補しているつもりで投票してほしい。
一方で、民主党も根強い人気を誇るオバマ元大統領を応援に投入。
民主党・オバマ元大統領:
今回の選挙はこの政権の愚かな行動を抑える最後にして最大のチャンスだ。
接戦となっているミシガン州の上院選。
物価高への怒りがトランプ政権への逆風となるのか、それとも根強い支持が勝るのか、有権者の判断が日本時間3日に下されます。
