鮮やかなオレンジ色の黄身が乗った濃厚な味わいの親子丼や、スフレのように泡立てたメレンゲが特徴的な卵ふわふわ鍋。
この人気メニューを提供する東京都内の卵料理専門店では、上がり続ける卵の価格に頭を悩ませています。
喜三郎農場 チーフ・石田真司さん:
結構店の方ではダメージになっている。
取材班が訪れたのは、東京・文京区にある「喜三郎農場」。
自慢の品の1つは、複数のブランドから好きな卵を選んで食べられる「卵かけご飯」です。
しかし、その卵の価格は依然、上昇傾向。
農林水産省の最新の調査では、1パックの全国平均価格は312円と、前の月から3円上がり、2003年の調査開始以降で最高値を更新しました。
そのため、この店では11月中に「卵かけご飯」を値上げする予定です。
喜三郎農場 チーフ・石田真司さん:
(今月中に)50円値上げになって600円になる予定。うちとしても心苦しいが、値上げさせていただく形になる。
高値が続く卵を求めて、千葉・木更津市にある道の駅では、日曜日の1日、開店前から行列ができていました。
そのお目当ては、皿の上にカラーボールをのせ、1分間で乗った数だけ卵がもらえるというお得なイベント。
1回300円で40人限定とあって、開店前に受付終了となりました。
そんな卵とともに値上がりしているのが肉。
農水省の最新の調査では、輸入牛肉100グラムあたりの全国平均価格は平年より27%高くなっています。
また、鶏肉も平年より15%高くなっている一方、豚肉は平年比5%の高値にとどまり、上がり幅は他の肉より小さくなっています。
神奈川・横浜市内のスーパーを2日に取材すると、国産の鶏もも肉は100グラム149円でしたが、同じく国産の豚こま肉は大容量パックが100グラム99円で売られていました。
スーパーセルシオ和田町店・鶴田聡部長:
前までは鶏肉の方が豚肉より安価で買えたが、それが逆転して、豚肉の方が安いときが目立つようになってきた。ここ最近、ほかも物価高で値段が高い中でも、(今後も)豚肉は安価で販売できるのではないか。
