午後になり空模様が急変した東京都心。
お台場では、急に降り出した雨に走って屋根がある場所に避難する人など、傘を持たない人が多く見られました。
2日朝、山梨県の河口湖から見た富士山。
雪が残る頂上に雲がかかり始め、朝日が昇るにつれ雲が大きくなり、山が笠をかぶっているように見える「笠雲」と呼ばれる現象が発生。
ユニークな形の笠雲ですが、一方で上空に湿った空気が発生しやすいことから、笠雲が見えると天気が下り坂に向かう傾向があります。
正午ごろの静岡・富士市では、視界が白くかすむほどの雨が降り出し、大粒の雨が降る様子も見られました。
午後になり、富士山の笠雲が示唆したように天気は下り坂となりました。
2日は朝から低気圧や前線の影響で雨や風が強まりました。
山形・酒田市でも激しい雨が降り、大分県の日田市では雨が街灯に照らされ、福岡・北九州市でも夜明け前に激しい雨となりました。
また、秋田・北秋田市ではザーザー降りの雨がアスファルトをたたき、青森市では大きな水たまりが出現し、雨が打ち付けた波紋が見られました。
午後になり雨雲が西から関東に流れ込んできました。
午後1時ごろの国会議事堂を捉えた映像を見ると、降り出した雨で視界が白くかすみ始め、30分後には建物のシルエットが分からなくなるほど視界不良に。
さらに新橋で見られたのがダウンジャケットなどを着込む人たちです。
都心は午前9時過ぎに最高気温20.4度を観測しましたが、雨の影響で午後2時には14.9度まで気温が急降下しました。
この空模様に、駒沢公園で行われているラーメンフェスタの会場からは悲鳴が上がっていました。
このイベントでは、アツアツ濃厚なうまみが広がる札幌みそラーメンや鶏のうまみを抽出した1杯など全国から12種類の味が集結しました。
雨が降る前の午前中には、屋外のテーブル席に座ってラーメンを食べる様子などが見られましたが、雨が降り出すと、屋根がない席では、急な雨に傘をさしながらラーメンをすする人たちがあちらこちらに。
母親が傘をさし、息子がラーメンを食べる光景も見られました。
母親:
優しい母ですので。
息子:
(Q.傘差してもらって食べるのは?)おいしいです、格別な味。もう1杯くらいいけるかもしれない。
雨具を着ながらラーメンを食べる子供たちもいました。
また、ラーメンの受け渡しにもひと工夫が。
雨が入らないようラップをかけて提供していました。
そして雨が強まりだすと、椅子が雨でぬれているため、腰を曲げ、立ち食いスタイルでラーメンを食べる様子も見られました。
屋外でラーメンを提供する店にとっても雨は…。
新旬屋本店・半田新也社長:
雨が降ると全然お客さんの数も減る。仕方ない天気は。
晴れていれば1日1万人が訪れるといいますが…。
東京ラーメンフェスタ2026 実行委員長・大崎裕史さん:
正直イベントに雨は天敵。できるだけ降らない季節でこの時期を選んでいるが、雨が降ると人数も売り上げも半分くらいに減ってしまう。(あすは)晴れの予想なので、たくさんの人に来てもらってにぎわいをみせたい。
「文化の日」の3日、関東は晴れの予報です。
週末も絶好の“もみじ狩り”日和となっていました。
真っ赤に色づくモミジ。
栃木・日光市にある中禅寺湖周辺では紅葉が見頃を迎えていました。
日本三名瀑の1つ「華厳の滝」。
高さ約97メートルから勢いよく水が滝つぼに落ちるダイナミックさと、鮮やかな紅葉が目を見張ります。
千葉県から午前5時に起きて日光へ来たという家族。
その理由は、いろは坂の渋滞です。
中禅寺湖など紅葉スポットに向かう車で大渋滞が発生。
そのため取材班の車も渋滞から約2時間、やっと中禅寺湖が見えてきました。
訪れた人からは「すごく渋滞してて東武日光から2時間半ぐらいかかって来ました」といった声が聞かれました。
午前8時半に千葉を出てきた家族は「12時半ぐらいに(中禅寺湖の近くに)入って、あとちょっとだねって言ったんですけど、なかなか進まず」と話し、1時間半ほどで「いろは坂」を抜けたといいます。
また、その車内での様子について、「寝てました。寝ちゃった」「会話もせずに寝てました。彼女からしたら早い旅だったと思います」と話しました。
3日の「文化の日」の関東は朝から日差しに恵まれ、行楽やもみじ狩り日和になるところが多い見込みです。
出かける前には渋滞対策などの準備が必要となりそうです。
1日の神奈川・大磯町では、高速道路を降りる次の瞬間、防波堤を波が乗り越え、道路に打ち付ける様子をカメラが捉えました。
停滞する台風31号による高波とみられています。
強い台風31号はこのあと、ゆっくりと北上し、週の中ごろに小笠原に接近する見込みです。
関東では5日(木)ごろに台風の湿った空気が前線を刺激し、大気の状態が不安定となり、局地的な大雨となる見込みです。
2日、午後になり空模様が一変した千葉・旭市。
自転車を漕ぐ女性もずぶぬれになっている様子が見られ、帰宅時間帯にかけて雨脚が強まり出していました。
午後1時半過ぎの東京・新橋駅前も傘が手放せない空模様となっていました。
また、温度計は15度を示し、ダウンジャケットなど冬の装いをする人が多く見られました。
強い台風31号はゆっくりと北上し、週の中ごろに小笠原に接近する見込みです。
本州では接近前から湿った空気が流れ込む予想で、局地的な大雨に注意が必要です。
