新春の東京体育館を目指す熱戦が繰り広げられた。全日本バレーボール高等学校選手権大会(春高バレー)山形県代表決定戦の女子決勝が25日に行われ、米沢中央が山形学院をセットカウント3対0のストレートで下し、男女を通じて大会史上最多となる7連覇を成し遂げた。県内の主要大会で無敗を維持する“絶対女王”が、全国屈指の高さと多彩な攻撃で圧倒し、2027年1月4日から東京体育館で開催される全国大会への切符をつかんだ。熱戦を振り返る。
圧倒的な高さと多彩な攻め
県内無敗の強さを誇る絶対女王の米沢中央が、第1セットから地力を見せつけた。

チーム最長身・身長179センチの吉田瑠那(るな)選手が高い打点からスパイクを沈めると、主将の和田かな芽(かなめ)選手が鋭いサーブで連続得点を奪い、序盤から一挙に5連続得点を挙げて主導権を握った。

セット終盤には司令塔のセッター加藤あうる選手が技ありのショットを落とし、多彩な攻めで先取した。

第2セットに入っても米沢中央の攻勢は続いた。
攻撃で真っ向勝負を挑む2年生エースの小島颯夏(そな)選手が力強いスパイクを叩き込み、スターティングメンバーの平均身長173.7センチという高さを活かした強固なブロックでも相手を圧倒した。
相手の粘り強いレシーブをものともせず、連続でセットを奪って全国大会出場へ王手をかけた。

山形学院の粘りを断つ猛攻
第3セット、後がない山形学院も意地を見せた。
先発唯一の3年生・島貫光莉(ひかり)選手が助走をつけないスパイクでブロックを打ち破ると、身長158センチ・セッター鈴木郁選手のトスから笹原選手が米沢中央のブロックをかく乱するバックアタックを成功させ、磨き上げてきた高速コンビバレーを展開した。

しかし終盤、米沢中央が相手のスパイクミスなどを逃さず、6連続得点を奪って突き放した。
最後はセッター加藤選手がサービスエースを決め、セットカウント3対0で完勝した。

見据えるのは全国の頂点
偉業となる7連覇を達成した米沢中央の石田和也監督は「県大会で優勝できてホッとしている。全国大会で目標としているベスト8、さらに上の日本一を目指して戦いたい」と力を込めた。

主将の和田選手も「決勝は良い所が多かったが、詰められる部分はたくさんある。自分たちのミスをなくしてから全国に挑めるように頑張っていく」と気を引き締め、目標を問われると力強く「日本一」と宣言した。

春高バレー全国大会は、2027年1月4日から東京体育館で開催。
全国の大舞台でも米沢中央の躍進が期待される。
(さくらんぼテレビ)
