神社の屋根の銅板盗難事件について。長野県塩尻市の神社での窃盗未遂の罪で逮捕・起訴された男2人が、下條村の神社の銅板を盗んだ疑いで、10月28日に再逮捕された。換金目的の犯行とみられ、警察は押収した銅板を公開した。
「遊ぶ金がほしかった」銅150kg盗む
塩尻警察署に並べられた3つの銅の塊。下條村の神社から盗まれた銅板だ。
警察が、金属の買取業者から押収した。
(記者リポート)
「こちらの塊が盗まれた銅板です。持ってみると男一人で持ち上げるのがやっとの重さです」
この銅板を盗んだ疑いで男2人が10月28日、再逮捕された。
長野市の50歳の会社員の男と、伊那市の29歳の無職の男の2人だ。
警察によると、2人は共謀して2026年8月28日から9月12日までの間に、下條村の入登山神社の手水舎の屋根に設置された銅板をはがすなどして銅・約150キロを盗んだ疑いだ。
調べに対し、2人は「遊ぶ金がほしかった」などと話し、容疑を認めているということだ。
峰竜太さんが挙式した神社で被害
入登山神社は、村出身のタレント・峰竜太さんが、妻の海老名美どりさんと結婚式を挙げた場所としても知られている。
高校時代から峰さんを知る熊谷総代長は―。
入登山神社・熊谷賢二総代長(9月取材):
「彼も悲しい、悔しいと思ってはいると思います」
容疑者の逮捕を受け、総代長に再び話を聞くと―。
入登山神社・熊谷賢二総代長:
「一安心というのがまず最初。ただ、悔しさだけは残ります。今後どうしたらいいかというのが、一番悩みの種です」
再逮捕された2人は、9月26日に塩尻市内の神社で銅板を盗もうとした疑いで、逮捕・起訴されている。
9つの神社から被害届 2人が関与か
警察が公開した押収品には、銅板の他、犯行に使ったとみられる手袋やバールもあった。
長野県警 捜査第三課・渡邊大輔課長:
「(神社は)地域の皆さんが長年にわたって継承されたり、培ってきた。しっかり残していきたい。われわれとしても、こうした被害を全てなくしたい」
県警によると、これまでに、6市町村にある9カ所の神社から被害届が出されている。犯行の手口が似ていることから、いずれも逮捕された2人が関わっているとみて警察が調べている。

