北朝鮮の金正恩総書記が、大型ロケット砲の実射撃を視察しました。
韓国側は前方地域への配備の可能性を警戒しています。
北朝鮮メディアは30日、無人機などの最新技術を集めた展示会が29日に開かれ、金総書記が出席したと伝えました。
会場には、ジュエ氏とみられる娘や妻の李雪主氏も姿を見せました。
展示会では、600ミリ多連装ロケット砲の実射撃が行われ、その様子が初めて一般の参加者に公開されました。
金総書記は、「力こそが平和であり、平和は力によってのみ保障される」と述べ、無人機や人工知能を活用した兵器の開発を強化する方針を示しました。
また、自爆型の無人機などが標的を攻撃する様子も公開されました。
韓国の聯合ニュースによりますと、軍事専門家は、韓国軍の施設やアメリカ軍の戦車などを模した標的が使われたと分析しています。
一方、韓国軍は29日、北朝鮮東部の元山付近から日本海に向けて、短距離弾道ミサイル10数発が発射されたと発表していて、およそ250キロ飛行したということです。
聯合ニュースは、600ミリ多連装ロケット砲による発射だった可能性があると伝えています。
また、韓国の情報機関、国家情報院は29日、国会の情報委員会で、北朝鮮が射程距離に応じて火力を強化していると分析し、600ミリ多連装ロケット砲が前方地域に配備される可能性を注視していると報告しました。
