産業廃棄物の収集・運搬などを手がける秋田市の企業が、市内の美大生と協力して巨大な壁画の制作に取り組んでいます。28日は地元の園児が壁画に色を塗りました。
八代星子アナウンサー:
「秋田市新屋にある豊興産です。敷地内にある倉庫でいま、壁面をキャンバスに見立てた巨大なアート制作が行われています」
この取り組みは、秋田公立美術大学の学生に創作の機会を提供するとともに、街ににぎわいを生み出そうと企画されました。
壁画のデザインは7月に美大生から募集し、地域貢献を大切にするという企業理念と地域の魅力が伝わる案が選ばれました。
これまで学生たちは倉庫の壁を白く塗りつぶして下地を作り、イラストの輪郭を描くなどの作業を進めてきました。
28日は地元のあらやこども園の園児が参加して、壁画に色を塗りました。
秋田公立美大2年・高橋陽希さん(デザイン採用):
「新屋のイメージである水や海、風などの全体の流れと、豊興産のインフラという土台作りと合わせて、新屋を包み込むようなイメージで作成した。竿燈や秋田公立美術大学、ハスの花など秋田市のモチーフを散りばめた」
倉庫のシャッターには、ユニコーンや星など園児たちのアイデアによるイラストが散りばめられています。
園児たちは色とりどりのペンキを使い、丁寧に色を塗っていました。
豊興産・石黒慎社長:
「街の彩りを華やかにするようなデザインなので、街のシンボルになればいいと思う。アートに限らず、美大生や子供たちの挑戦を応援できるようなことをしていきたい」
思いのこもった巨大壁画は、仕上げ作業を経て、11月上旬に完成する予定です。
