富山大空襲などの戦災資料の保存や展示のあり方を検討する会合が開かれ、常設展示の場所などについて意見が出されました。
検討会は戦後80年あまりが経過し、戦災資料を残すための「展示施設」を求める声が高まっていることを受け、富山県が設置したもので、富山市や富山大空襲を語り継ぐ会などが出席しました。
施設は、戦争の遺品や戦争体験者のインタビュー映像に加え、VRを用いた体験型の展示にする方針です。
これに出席者からは「収集を早く進めてほしい」といった要望や設置場所について意見が出されました。
*高校生ボランティアグループ 輪音 西田七虹代表
「本当は希少性が高い遺品がどんどん捨てられてしまう。こういった聞き取りをしたうえで取集しますという情報も加えて遺品収集の呼びかけをすべき」
*富山大空襲を語り継ぐ会 高安昌敏代表幹事
「あくまでも戦災資料館は子どもたちの教育の場であるという捉え方をしてほしい」
*富山市民族民芸村 鹿島昌也主幹学芸員
「市内に唯一残る戦災を受けた公共建築物ということで、県庁が展示場にふさわしい」
県は、来月の会合で方向性を取りまとめ、常設展示を検討する富山市と具体的な協議を進める方針です。
