10月22日、気象庁の海洋気象観測船『凌風丸』が報道陣に公開されました。
気象庁は現在、『凌風丸』と『啓風丸』の2隻体制で気象の観測を行っています。
気温や湿度などを観測する機器のほか、近年、関心が高まっている線状降水帯の発生を予測するための海上水蒸気観測装置も設置されています。
「(衛星からの電波が)通ってきたところに、(水蒸気が)多ければ多いほど到達が遅れる。少なければ少ないほど普通に届くので、その差分がどれだけあるのかというのを計算して水蒸気量に換算して通報している」
上空の水蒸気量によって衛星からの電波の到達スピードが変化する性質を利用し、線状降水帯の発生を予測。ほかの観測データと組み合わせることで、その予測精度の向上を図っています。
海水中の酸素量の測定など多岐にわたる仕事をこなす凌風丸は日本海での調査を行い、11月7日に東京へ戻る予定です。
