各地で新米の販売が本格化する中、JAが新たな取り組みを始めています。それがコメのドライブスルー販売。コメの消費拡大へ試行錯誤を行っています。
10月27日朝、新潟市江南区のJAの低温倉庫前に絶え間なくやってくる車。
行われていたのは、新米の“ドライブスルー販売”です。
【JA新潟市 長谷川富明 代表理事組合長】
「今年は残念ながら農家の仮渡し金・概算金について、そんなに高い値段を出せないという状況になったが、そういう状況の中でもコメの需要・消費を喚起したいと(企画した)」
コメの在庫が積み上がる“コメ余り”を背景に、JAから農家への支払いの目安となる仮渡し金は今年産の一般コシヒカリで60kgあたり1万8500円と、去年と比べ1万円以上下がる事態に。
こうした状況を受け、コメの需要を喚起しようと、ドライブスルー販売が企画されました。
【吉田優キャスター】
「注文を受けた職員は重たいコメをトランクに積み、運転手は車を降りることなくコメを購入する事ができます」
コメは品質低下を防ぐため玄米の状態で、いずれも30kgで、新之助で1万4000円、コシヒカリで1万3000円、こしいぶきで1万2000円と特別価格で販売されました。
利用者からはその安さに加え、購入の際の負担の少なさを歓迎する声が聞かれました。
【購入した人】
「とても便利だと思う。係の方も親切でいいと思う」
【購入した人】
「積み込みもしてもらえるので、何にもすることがなくてよかった」
【購入した人】
「なかなか30kg持つのだって、80歳を超えたから大変。今後、こういうものがあったら利用したい」
27日は午前10時から午後2時までの4時間で約6tのコメが販売されたということです。
【JA新潟市 長谷川富明 代表理事組合長】
「新潟市産のコメをたくさん食べてほしいということを消費者の皆さんに訴えたい」
このドライブスルー販売は11月18日に新潟市北区でも行われます。
