残り少ない秋の風景を楽しみに出かけませんか。秋田県仙北市にある渓谷の紅葉が間もなく見頃を迎えます。ガイドによる散策ツアーを一足早く体験してきました。
仙北市の抱返り渓谷で、木々の葉が鮮やかに色づいてきました。この時期は『紅葉祭』が開催され、期間中は国内はもちろん、世界中から10万人の観光客が訪れます。
抱返り紅葉祭実行委員会・高橋達会長:
「仙北市でもインバウンドに力を入れているので、たくさんの外国人が来てくれるのはとても良い」
会場にはキッチンカーが並ぶほか、週末限定のイベントなどが開催されます。
今シーズン、新たに登場したのは、ガイドと歩く散策ツアーです。
今回、案内をしてもらうのは草なぎ幸子さん(※草なぎの「なぎ」は「弓へんに剪」)。
この時期の抱返り渓谷の見どころを教えてもらいました。
抱返り渓谷のガイド・草なぎ幸子さん:
「美しい紅葉を映した渓谷の水の色を楽しんでもらい、感動してもらいたい」
ツアーでは、約1.5キロの遊歩道を歩きます。
2025年は県内でクマが異常出没したことから、観光客が半減しました。「クマの出没が心配」という観光客の声を受け、ガイドや参加者が“団体行動”することで、クマよけをしながら散策を楽しむ取り組みです。
歩き始めて約5分。滝を見つけました。
草なぎさん:
「この滝は珍しい。大雨の後や、春の雪解けの後しか見られない滝」
偶然の出会いも散策ならではです。
ベルギーからの観光客:
「抱返り渓谷の紅葉はとても素晴らしい。美しい」
木々の香りに、渓谷を流れる水の音。全身で自然を感じながら、さらに10分歩きます。
草なぎさん一番の推しスポットでは、来た道の方を見ると紅葉のつながりが見られます。
そして、スタートから約40分。最後のトンネルを抜けた先にあるのが、回顧(みかえり)の滝です。
草なぎさん:
「ここがゴールの『回顧の滝』。美しくて何度も見返りたくなるから、というのが通説だが、実は、立っている場所から見える一段目が女性の長い髪、二段目の幅広い部分が女性が着物を羽織って『私どうかしら』と見返った、ということで回顧の滝と呼ばれている」
草なぎさんは、「ガイドの話を楽しみながら抱返り渓谷を楽しんでほしい」と話しています。
紅葉の見頃はもう間もなく。ツアーは10月31日と11月1日に行われます。
申し込み先は、仙北市田沢湖観光情報センター「フォレイク」、電話0187-43-2111です。
