秋田県藤里町で長年続けられてきたマイタケの生産を民間企業が引き継ぎ、新しい形でスタートさせました。このマイタケが初めての収穫を迎え、事業を手がけている企業の代表が27日、町長を訪問して今後の展望などについて報告しました。
今回初めて収穫されたマイタケは、豊かな香りとしっかりとした歯応えが特徴です。
藤里町では、1990年から特産品『白神まいたけ』の生産と販売を続けてきました。
町は2025年度でマイタケの生産・販売を終了しましたが、2026年4月、由利本荘市に本社を置くConnectioN株式会社が事業を引き継ぎました
ConnectioNは本社を藤里町に移し、町は生産用の土地や建物を無償で貸し付けています。
ConnectioNの加藤介馬社長が27日、藤里町役場を訪問し、佐々木町長に「マイタケはサイズも味もこれまでと遜色ないものができた」と報告しました。
町も事業の新たな担い手の誕生を歓迎しています。
藤里町・佐々木文明町長:
「マイタケ栽培をやる人が募集してもいなければどうしようかなと思っていたが、手を挙げてもらい本当にありがたかった。ぜひ長くこの事業が続くよう頑張ってほしい」
代表の加藤さんは大潟村出身です。金足農業高校で野球に打ち込み、大学を経て県内の社会人野球チームで選手・コーチとして活躍しました。
現在は農業分野の仕事にも携わっていて、コメやメロンの栽培にも取り組んでいます。
加藤さんがマイタケの生産に関わるきっかけになったのは、そのおいしさに感動したことでした。
ConnectioN・加藤介馬社長:
「マイタケの料理が好きで、白神まいたけをはじめて食べたときに『こんなにおいしいものはない、皆さんに届けたい』と思い、生産を始めた」
4月の事業開始から約半年。初収穫を終えた後も、より温度や湿度管理にこだわりながら生産に取り組んでいて、加藤さんはさらに生産量を増やし、より多くの人にマイタケを届けていきたいと意気込んでいます。
ConnectioN・加藤介馬社長:
「まずは幅広い人に食べてもらい、世界自然遺産の白神山地なので、日本の人だけでなく世界の人に食べてもらいたい」
