道に迷ってしまった認知症の高齢者を見つけたときに、どのように声かけをするべきかを学ぶ訓練が26日、秋田市で行われました。正面に回り、ゆっくり話しかけるのが良いそうです。
秋田東警察署が行った訓練には、地域包括支援センターや介護施設の職員など約70人が参加しました。
訓練は、認知症とみられる70歳ぐらいの男性と遭遇したという想定で行われ、参加者が対応について確認しました。
認知症の高齢者に声をかける際は、相手を驚かせたり混乱させたりしないことが大切です。
そのため、背後から急に声をかけるのではなく、正面に回ってゆっくりと話しかけます。
警察によりますと、認知症の疑いのある人が行方不明になるケースは年々増えています。
秋田県内では2025年、438人の行方不明者に関する通報が警察に寄せられ、そのうちの約2割で認知症の疑いがありました。
参加者はこのほか、警察への通報の手順も確認していました。
参加者:
「今回シミュレーションした相手の認知症の人は、強硬に帰ろうとする人だったので、1人で対応していれば見失う可能性も高く、他の協力者に声をかけることが非常に大事」
警察は、「認知症が疑われる高齢者を見かけたら、勇気を出して声をかけ、行政や警察につなげてほしい」と話しています。
