フックをすべて外したら、じゃばら折りにたたんで洗濯ネットへ。
あとはデリケートコースで洗うだけ。シワを防ぐため、脱水は1分ほどと短めにしましょう。
黒ずみ・ニオイが気になるときは「つけ置き」を
一方、長年洗っていなかったり、黒ずみやニオイが気になるカーテンは、洗濯機の前につけ置き洗いをひと手間プラスしましょう。
ここで、ちょっとしたコツがあります。それは、つけ置き洗いの前に、カーテンを洗濯ネットに入れてしまうこと。じゃばら折りにしてネットに入れてから、つけ置き洗いします。
というのも、濡れたカーテンは水を吸って重く、そのまま洗濯機へ移すのは大変。たたみ直しているうちに型も崩れます。でも、先にネットに入れておけば、つけ置き後はネットごと持ち上げて、洗濯機にポンと入れるだけ。グッとラクになります。
やり方は、浴槽などに40度前後のお湯をため、アルカリ性の粉末洗剤を溶かします。ネットに入れたカーテンを沈めて、30分〜2時間ほどつけ置き。あとは、そのまま洗濯機で洗うだけです。
皮脂や生活汚れは酸性なので、アルカリ性の洗剤で中和するとよく落ちます。ただし、つけ置き前に必ず洗濯表示の確認を。水洗いできないものや、特殊な加工のあるカーテンは避けてくださいね。
仕上げに柔軟剤。きれいが長持ちします
ちなみに、おすすめしたいのが仕上げの柔軟剤を入れることです。
柔軟剤には、静電気を抑えるはたらきがあります。カーテンは静電気でホコリや花粉を引き寄せやすいので、仕上げに使っておくと、洗ったあとの汚れの付着を防いで、きれいな状態が長持ちします。
ただ、カーテンはリビングなど、一日の多くを過ごす場所で使うもの。香りが気になる方もいますよね。香りが苦手な方は、無香料タイプの柔軟剤を選べば、静電気予防の効果はそのままに、香りを気にせず使えますよ。
干し方は「カーテンレールに戻す」だけ
洗ったあと、レースカーテンであれば、そのままカーテンレールに吊るして乾かしましょう。カーテン自体の重みでシワが伸び、窓から入る風で早く乾きます。
厚手のカーテンは、物干し竿に干す方が安心です。
生乾きはニオイのもとになるので、晴れて風のある日を選び、窓を開けてしっかり乾かしましょう。
思い立ったが吉日
カーテンの洗濯は、面倒に思えて、実は洗濯機まかせでできてしまいます。身構えていたのが、ちょっともったいないくらいです。
カラッと晴れて、窓を開けると心地よいこの季節。晴れた日を見つけたら、ぜひ一度、洗ってみてください。お部屋の空気が変わって、毎日がちょっと気持ちよくなりますよ。
平島利恵(ひらしま・りえ)
洗濯研究家、株式会社Heulie(ユーリエ)代表取締役。主婦目線と専門知識を兼備し、幅広いメディアで記事の監修・執筆を担当。自身のYouTubeチャンネルでも洗濯のコツを発信している。四児の母。クリーニング師。

