経営状況が悪化していた新潟県立病院について、県は経営改善を進めた結果、過去最大となる46億円の赤字だった2024年度から33億円あまり赤字幅を縮小。運転資金にあたる内部留保資金の枯渇は回避できたと発表しました。
10月21日新潟市で開かれた県立病院経営委員会。
県立病院をめぐっては、2024年度に過去最大46億円の赤字となり、昨年度中に26億円以上の収支改善を図らなければ資金が枯渇する見込みとなっていましたが…
【新潟県病院局 塩尻英雄 経営企画課長】
「内部留保資金の枯渇は回避され、17.5億円を確保した。過去最大であった令和6年度の決算から33.2億円改善し、12.9億円の赤字額となっている」
入院日数の適正化や、地域の実情に合わせた病床の削減などにより赤字額は12.9億円まで減少しました。
【新潟県医師会 堂前洋一郎 会長】
「もう少し職員の意識改革、経営感覚を持ってやっていけば、まだまだ経営はよくなるのではないかという意見が出た」
ただ、依然として赤字は続いていて、人事委員会勧告に伴う給与費の増加などにより、今年度は約26億円の赤字となる見通しだということです。
【新潟県医師会 堂前洋一郎 会長】
「機能分化。与えられた機能をしっかり伸ばしていくことが大切。地域の人口や患者需要に関しては、今後、住民との意見交換を行いながらやっていくことだろうと思う」
県は引き続き、病院の機能・規模の適正化を図るとともに各病院で診療に使う資材を統一化することで、ロスを削減するなど経営改善を進めていく考えです。
