21日で、高市政権の発足から1年。
関西テレビ「newsランナー」では、弁護士の橋下徹氏とジャーナリストの安藤優子氏が「高市政権の1年」を本音で採点。
橋下氏は「合格点」、安藤氏は「評価はまだ早い」と述べ、それぞれの視点から、この1年を振り返りました。
■安藤優子氏「点数評価というには時期尚早」
“高市政権の1年”について、点数と理由を問われたジャーナリストの安藤優子氏は、「??点です」と回答。
【安藤優子氏】「言いたいことはいっぱいあるんですよ。まだ点数評価というには時期尚早かなと思うわけです」
安藤氏は、点数をつけない理由をこのように述べました。
【安藤優子氏】「この1年で何をやったかという点です。いま進めようとしていることについて、着地点をきちんと見たい」
そして「憲政史上初めて女性が総理になった」という点については、「女性も男性もない時代」と言われるかもしれないと断ったうえで、次のように語りました。
【安藤優子氏】「(初めての女性総理になった)景色を実り豊かなものにしてもらいたい、というのが希望点ですね」
■情報発信のあり方「もっと直接国民に話しかけてほしい」
そして情報発信のあり方については、高市総理に注文も。
安藤氏は、「高市さんのやり方を見ているとSNSでの一方的な発信が多く、記者と直接やり取りをする会見などが少ない。頻繁なSNS発信はアメリカのトランプ大統領のやり方に似ている」と指摘。
そのうえで、「肉声を聞くときには声だけでなく、表情や姿勢、目つきといった言語外の部分から、人柄や本質をつかみとろうする」のだと説明しました。
【安藤優子氏】「肉声を伴って、表情を伴った総理の言葉は大切だと思います。もっともっと頻繁に、直接国民に話しかけてほしいです」
さらに「嫌な質問にもお答えいただきたい」と求め、「仕方ないですよ、総理大臣だから」と付け加えました。
■橋下氏の「OK点」、評価と“嫌味”
続いて橋下氏は、高市政権の1年を「OK点」だと評価。これは「合格点」という意味だとし、「1つは積極的な評価、もう1つは“嫌味”なOK点」と説明しました。
積極的に評価する点は「挑戦している姿」で、「特に財政運営では、予算の財源を個別に見るのではなく、全体の予算で見る手法に注目している」といいます。
【橋下徹氏】「これは僕も(大阪府知事、大阪市長時代に)やりたかったことだから、ぜひ挑戦してもらいたいです」
■“嫌味”のOK点は「ファッション保守の終了」
また、“嫌味”のOK点として、「ファッション保守の終了」を挙げました。
橋下氏によると、「高市氏は“保守”の先頭を走ってきた人物」で、「総理の靖国参拝や竹島の日の閣僚出席についても発言してきた」といいます。しかし「総理になってからは何一つできていない」と指摘。
中国の習近平氏や韓国の李在明氏の前では何も言えないことが現実だとし、これからの政治家は現実的な主張でやっていくことがある意味見えたという点で「嫌味のOK点」だと持論を述べました。
(関西テレビ「newsランナー」2026年10月21日放送)
