各地の秋祭りでだんじりなどの事故が起き、死者が出ていることで、「祭りのやり方を見直すべきでは」などと議論が巻き起こっています。
関西テレビ「旬感LIVE とれたてっ!」では元大阪府知事で弁護士の橋下徹氏が大阪府知事時代に岸和田市のだんじりで事故があったため、「『刑事事件になったら祭りは終わる』という通知を出した」と明かしました。
その上で「命が犠牲になっても祭りの伝統守るのは違う」と述べ伝統的な祭りでの安全対策の導入を訴えました。
■各地の秋祭りで事故
各地で秋祭りにおける死傷事故が起きています。
・10月3日…大阪・堺市の交差点で、だんじり関係者の10代から60代の男性11人がけが
・10月10 日…大阪・泉佐野市でだんじりが横転する事故。
倒れただんじりと道路の間に挟まれ、51 歳の男性が死亡。
・10月10日…大阪・泉大津市でだんじりと接触した48 歳の男性が死亡。
・10月17日…愛媛・西条市で行われた秋祭りで担ぎ手として参加していた西条市の副市長が太鼓台の下敷きとなり死亡。
■「祭りの事故が刑事事件になったら続けられなくなる」と府内の主催者に通知
橋下氏はスタジオから「『中止にします』と行政側から言えないのですか?」と質問を受け、「基本は言えない」と説明。
その上で、大阪府知事を務めていた時に岸和田市で事故があったことから、地元の人と議論したと述べ、「祭りの事故が刑事事件になったら続けられなくなる」と府内の主催者に通知を出したということです。
【橋下氏】「僕は岸和田や大阪府内の祭りの主催者に通帳出したのは、刑事事件になったらもう終わってしまいますよと。
刑事事件というのは、(事故を防ぐための)『注意義務』のレベルは、今はいろいろなテクノロジー・装置もあるし、事前にシミュレーションをやったかということも見られるから、刑事事件にならないようにやってくださいね、と言った」
■「命が犠牲になっても祭りの伝統守るのは違う」
また橋下氏は“伝統よりも安全対策を重視すべき”という考えを示し、岸和田市では「安全対策を実施している」と話しました。
【橋下氏】「伝統は重要だけど、そのことによって赤ちゃんの命とか子供の命が奪われるようなこと、それが犠牲になってでも祭りの伝統を守るなんてのは僕は絶対違うと思う。
岸和田のだんじり祭りは事前にちゃんとシミュレーションやって、安全確認ができて、そのスピードとかやり方で本番を迎えています」
(関西テレビ「旬感LIVE とれたてっ!」2026年10月21日放送)
