今週シリーズでお伝えしている県内各地の「秋の味覚」。
21日は鹿児島県鹿屋市から、親子二人三脚で作る想定外な?サツマイモグルメです。
鹿屋支局、春山記者が取材しました。
土の中から出てきたのは丸々とした大きなサツマイモ。
県内でも有数の産地、鹿屋市では今、収穫が最盛期を迎えています。
神奈川県からUターンし、3年前からサツマイモを生産している長崎尋さん33歳です。
6ヘクタールの畑で「コガネセンガン」や「紅はるか」など、6種類のサツマイモを栽培しています。
就農3年目・長崎尋さん(33)
「(出来栄えは)見ての通りめちゃくちゃいい。誰にも負けないような芋ができたと思う」
実は、長崎さんがサツマイモ栽培を始めたきっかけは実家の焼き芋店。
鹿屋市田崎町にある創業25年の「おいもや」です。
長崎さんのサツマイモを使ったこだわりの焼き芋づくりを見せてもらいました。
収穫したサツマイモは湿度が90%に保たれた冷蔵庫で1カ月間寝かして、糖度を上げます。
そして、水洗いしたサツマイモをカゴに並べ、160キロ分を大きな釜で一気に焼き上げますが・・・
長崎さんの母 おいもや・長崎あけみさん
Q.焼くところを見せてもらえますか?
「ここから先はごめんなさいでした~」
撮影はNGでしたが、できあがった焼き芋がこちら。
絶妙な水分量で、しっとりと仕上がりました。
実は「おいもや」、販売しているのは焼き芋だけではないんです。
店頭にならんでいたのは芋けんぴやパフェなど定番商品とー
あけみさん
「はい、芋ドッグですね」
なんと、アメリカンドッグならぬ「芋ドッグ」。
その味は?
鹿屋支局・春山たかよ記者
「食べたことない味。合うか合わないかって言ったら、合いますね」
意外な組み合わせはまだあります!
ハンドミキサーでかき混ぜているのは焼き芋とコーヒー。
そこに、ソフトクリームを加えてさらに混ぜると・・・
コーヒー味の焼き芋シェイクです。
春山記者
「サツマイモってコーヒーにも合うんですね。万能選手じゃないですか」
店で販売するサツマイモを使った斬新なグルメの数々。
そこには、息子の作ったサツマイモを多くの人に味わってほしいという母親の願いが込められていました。
あけみさん
「お客さんから『ありがとう、おいしかった』という言葉が一番うれしい。やめられないですね」
親子で手がけるサツマイモグルメを味わって、サツマイモの新しい魅力を掘り起こしてみてはいかがでしょうか?
