SNSで証券会社の社員を名乗る人物などの話を信じ込み、山口県岩国市の60代女性が投資などの名目で現金約2億2000万円や金塊をだまし取られていたことが分かりました。
岩国警察署によりますと、岩国市に住む会社役員の60代女性は、ことし6月、SNSを通じて証券会社の社員を名乗る人物らと知り合ってやり取りをしていたところ、「投資の先生が勧める銘柄を売買すれば利益を上げることができる」などと、その証券会社の専用サイトで株投資を勧められ、専用口座を開設して株の投資を始めました。
専用サイト上では利益が出ていたことから、女性は投資資金を追加しようとしたところ、「振り込みだと銀行の調査が入り、取引を停止される可能性があるので、担当者が直接受け取りに行きます」「金(きん)を購入して金で入金される方もいます。金を購入してください」などと言われました。
この話を信じた女性は、7月30日~9月25日までの間、指定された銀行口座に現金を送金したり、岩国市内で現金や金塊を証券会社の社員を装った者に手渡したりして、あわせて現金2億2120万円、金塊1キロ(時価2465万8000万円相当)をだまし取られました。
警察は、SNSを悪用した詐欺が深刻な状況にあり、
▽インターネットやSNSのダイレクトメッセージで知り合った者とやりとりをする中で、投資や事業経営に話題を移し、お金をだまし取る詐欺が多く発生していること
▽インターネットやSNSを通じて知り合った者から「著名な投資家や芸能人も参加しています」「今だけの特別な投資枠です」などと言われたら詐欺を疑い、すぐに警察や家族に相談すること
など注意を呼びかけています。
