老朽化に伴う高岡市庁舎の再整備、15日の市議会特別委員会で審議される予定でしたが市側が急きょ、取り止めました。その対応を巡り、市議会から疑問の声が噴出しました。
公共施設のあり方について検討する高岡市議会の特別委員会、その冒頭。
*高岡市議会 高岡宏和市議
「議事に入る前に、市庁舎整備に関する説明の延期とその後の報道について、確認させていただきたい」
市庁舎の整備案は当初は15日の委員会で審議される予定でした。
*高岡市総務部 山本真弘部長
「資料の修正の指摘、懸念が示され、委員会で取り扱えない趣旨の発言もあった。『承るしかない』ということで本日の報告に至らなかった」
老朽化に伴う高岡市庁舎の再整備。
*高岡市 出町譲市長(去年9月 市議会本会議)
「今年2月に(前の市長が)公表した新庁舎整備ロードマップは白紙撤回します」
出町市長が前の市長時代に公表された新庁舎整備のロードマップを白紙撤回して以降、市が練り上げた新たな方針。来月、計画されている市民アンケートの実施を前に15日の特別委員会に諮る予定でした。
ところが、先週9日、市側が市議会各会派への事前説明を行った後で、急きょ、特別委員会での審議を見送ったのです。
各会派への説明で何があったのか、そして、見送りの理由は…。
*高岡市 竹内延和副市長
「委員会として審議にかけられないという委員長の判断があった」
*高岡市議会 本田利麻市議(公共施設のあり方検討特別委員会 委員長)
「私の方で止めたという発言があったが私は言っていない。説明を受けた時に今のままの資料では、(市民)アンケートで判断させるのは無理があるのではないかとの意見は言った」
その一方で…。
*高岡市議会 梅島清香市議
「資料を用いて民間の方に説明に行ってませんか。我々の資料の精査をすべきとの意見を無視する対応に議会軽視と言わざるを得ない」
*高岡市総務部 山本真弘部長
「ご指摘の通りでございます」
*高岡市議会 熊本義城市議
「庁舎に対する説明は我々議会にあった各会派に説明資料がいった、市当局だけではなく、我々の情報管理も同時に問われる、この議論そのものが無意味ではないか」
出町市長の白紙撤回から1年あまり、予定されていた市議会での審議はいつ、始まるのか。
15日の特別委員会の後、出町市長は「議会をはじめ、広く市民の皆様と、なるべくオープンなかたちで議論していくことが極めて重要」とのコメントを発表しています。
