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「チームのために100%出す」春高バレー連覇に挑む山形中央男子 守備強化とチーム一丸の“声”で23回目の全国への切符ねらう【山形発】|FNNプライムオンライン

「チームのために100%出す」春高バレー連覇に挑む山形中央男子 守備強化とチーム一丸の“声”で23回目の全国への切符ねらう【山形発】

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秋深まる10月17日に開幕を迎える全日本バレーボール高等学校選手権大会の山形県代表決定戦。大会連覇と通算23回目の全国大会出場を目指す山形中央高校男子バレーボール部は、指揮官のもとで守備力の再建を進めてきた。2026年6月の山形県高校総体決勝で敗れた悔しさを糧に、生活面の規律や選手同士の声掛けを徹底して組織力を底上げしている。第2シードから頂点をつかみ取るため、盤石の態勢で初戦に臨む。

練習の6割を守備強化に充当

2025年の春高バレーへの切符を勝ち取り、通算23回目の優勝をねらう山形中央高校男子バレーボール部。
2026年6月に行われた県高校総体の決勝では、ライバルの山形城北高校に敗れて第2シードからの出場となった。

23回目のオレンジコートを目指す
23回目のオレンジコートを目指す
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2026年からチームの指揮を執るのは佐藤裕恒(ゆうこう)監督。
山形中央高校・山形南高校を率いて全国の舞台へ通算24回導いた実績を持つ名将。

佐藤監督は「ブロックとレシーブでトータルディフェンスを強化している。高さがあるチームなので、長所を生かせるようなサーブと守りを何とか発揮したい」と力を込める。

通算24回、全国の舞台に導く名将・佐藤裕恒監督
通算24回、全国の舞台に導く名将・佐藤裕恒監督

県高校総体の決勝で浮き彫りとなった課題は、レシーブやブロックといった守備面。
「全国で勝てるチームづくり」を掲げる佐藤監督は、全体の練習時間の約6割を守備の強化に充てて立て直しを図っている。

守備の要は2人の2年生選手

高校入学後にリベロへ転向した2年生の工藤尚真(しょうま)選手は、粘り強いレシーブに加え、アウトサイドヒッターの経験を生かしたブロックフォローを持ち味とする。

工藤選手は「どんなボールでも落とさない気持ちやつなぐという気持ちを大事に練習してきた」と振り返った。

2年生・リベロ176センチ・工藤尚真選手
2年生・リベロ176センチ・工藤尚真選手

同じく2年生のアウトサイドヒッター・笠原悠太(ゆうた)選手は、テンポ感のあるスパイクで攻撃のリズムを作り出す。
さらに、セッターへ正確にボールを返す高い守備精度がチームに安定感をもたらしている。

笠原選手は「相手が決まったと思ったボールでも、しっかり触って上に上げるところが強みである。常にブロックなどを見て、落ち着いてチームを安定させるところを見てほしい」と意気込みを語った。

2年生・アウトサイドヒッター182センチ・笠原悠太選手
2年生・アウトサイドヒッター182センチ・笠原悠太選手

身長の差を補う跳躍力と技術

攻撃陣を力強く牽引するのは、キャプテンを務める木村太智(たいち)選手。
スターティングメンバーの平均身長が183.3センチに達する中、木村選手の身長は176センチにとどまる。
体格の差を類いまれなジャンプ力で補い、要所でスパイクを沈める勝負強さを備えている。

アウトサイドヒッター176センチ・木村太智主将
アウトサイドヒッター176センチ・木村太智主将

木村選手は「スパイクの決定力を上げることを意識し、2段トスの打ち切りなどを徹底して練習してきた。身長が小さい分、ジャンプ力で補うことや、佐藤監督からブロックアウトの技術を学んで生きる道を作ってきた」と自信をのぞかせた。

生活態度と「声の力」で結束

技術面の向上だけでなく、佐藤監督は生活態度の見直しにも着手した。
着任直後に感じたプレーの粗さを改善するため、靴をそろえることや部室・道具を清潔に保つことなど、私生活の隙を徹底して排除させた。

練習風景
練習風景

その中で特に重きを置いた要素が「声」。
声をそろえて出すことや選手間の連携を促す呼びかけを増やした結果、組織としての結束力が一段と強まった。

佐藤監督は「チームの士気はやる気として声に出てくる。指示の声やお互いの関係を築く声など、声の大切さを指導してきた」と説明した。

山形中央では「声」に重きを置いて指導
山形中央では「声」に重きを置いて指導

そんなチームで応援団長を託されたのは、チームのムードメーカーである原谷脩雅(ゆうが)選手。
右足の疲労骨折で県大会出場が危ぶまれる状況にあっても、仲間のために声を張り上げ続けている。
声の力でチームをひとつにする。

原谷選手は「一人一人に声をかけることで状況は大きく変わる。雰囲気を最も良くして試合を終えられるよう、今回の春高予選では自分ができることを100%以上出して尽力したい」と語った。

オポジット177センチ・原谷脩雅選手
オポジット177センチ・原谷脩雅選手

目指す場所は2年連続となる全国の舞台。
山形中央高校は10月17日、山形商業高校との初戦に挑む。

山形中央の初戦は10月17日、山形商業高校と対戦する
山形中央の初戦は10月17日、山形商業高校と対戦する

(さくらんぼテレビ)

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