任期満了に伴う新潟市長選が11日に告示され、現職と新人合わせて3人が立候補しました。2期8年続いた中原市政の継続か転換か、選挙戦初日から舌戦が繰り広げられています。
新潟市長選挙には届け出順にいずれも無所属で、新人の早武淳さん60歳、新人の青木学さん60歳、現職の中原八一さん67歳の3人が立候補しています。
従来型の選挙を否定し街頭演説や街宣車での活動は行わないと話す経営人事コンサルタントの早武さんは、立候補の届け出を済ませた後報道陣の前で自身の訴えを説明しました。
【無・新 早武淳候補】
「必ず優先順位をつける、市民の生命と財産を守る、外からお金・人を呼び込める街にする。そして優先順位をつけてきちんと評価する」
能登半島地震からの復旧だけでなく、将来の災害に備え市の中央機能を守るための対策を実施すると話す早武さん。街づくりなどに関しては少ない投資で最大の効果を上げたいと話し、事業に優先順位を付けることの必要性を訴えます。
【無・新 早武淳候補】
「無駄な投資、いま大至急やらなくても人がそんなに困らない投資というのは優先順位を下げ、本当に市民の生活に必要なものそれから将来リターンを生むための投資に限られた資源を集中する、そこが中原さんと私の大きな違いかなと思っている。」
一方支援を受ける野党の国会議員や地方議員などとともに新潟駅前で第一声をあげたのは、全盲の市議として30年余りに渡り活動してきた青木さんです。
【無・新 青木学候補】
「この新潟市において誰もが自分の特性によって生きづらさや壁を感じることのない、まさに1人1人に寄り添ったユニバーサルな新潟市を築いていきたいと強く思っている」
その上で小学校の給食無償化の継続や液状化対策の住民負担ゼロ、そしてにいがた2kmへの集中投資ではなく、8区のバランスのとれた発展を目指すとして市政の転換を訴えています。
【無・新 青木学候補】
「中原市政は人口減少も、2期8年の中で相当進んでいるし市民所得も低迷している、こういったところを政策的に転換していかなければならないと思っている。人の痛みのわかる市政生活の厳しさによりそった市政ということで現市政とは違う視点で訴えていきたいと思っている」
同じく新潟駅前で第一声を行った現職の中原さん。市政の転換を訴える新人2人に対し、自民党や経済界などのバックアップを受けながら2期8年の実績を訴え選挙戦を展開します。
【無・現 中原八一候補】
「これまで新潟2キロに企業誘致を進めそしてIT企業の皆さんから約50社以上2000人の雇用を生み出すことができた。魅力ある雇用を作って、一定の成果を出すことができたというふうに思う」
その上でにいがた2kmの都心軸を鳥屋野南部エリアまで拡大し、新たな駅南ビジョンを策定することや、白山エリアでの1万人規模のアリーナ建設など新たな挑戦も行いたいと意気込みます。
【無・現 中原八一候補】
「2期8年しっかり新潟市政を前に進めてきたつもりであります。次の4年間、さらにこの新潟を人口減少社会にあっても輝きを増す新潟を必ず実現できるという信念のもとでこの選挙戦を頑張っていきたいと思っている」
2期8年の実績を強調する現職に対し市政の転換を訴える新人。秋の気配漂う新潟市で14日間にわたる熱き戦いが幕を開けました。
