政府は、ウクライナ侵攻を続けるロシアへの追加制裁として、制裁を回避してロシア産原油を輸送する「影の船団」とよばれる船舶35隻や軍事関連企業を対象に、資産凍結などを実施することを発表しました。
政府は2日の閣議で、制裁措置を了解しました。
制裁対象となったのは、ロシアの軍事関連33団体と9個人で、資産凍結などの措置を実施します。
一方、ロシアは「影の船団(Shadow Fleet)」を用いて、ロシア産原油等のエネルギーを輸送し収入を得る等、制裁の抜け穴となっていることが指摘されていて、主要国は規制措置を講じています。
こうした状況を受け、「影の船団」の船舶35隻を対象に、保険、船員派遣、船舶修繕等の取引を規制します。
また、制裁逃れを助長したアラブ首長国連邦とトルコの4団体も新たに対象にし、ロシアの産業基盤強化に資する物品の輸出を禁止します。
高市総理は9月、国連総会の際、ウクライナのゼレンスキー大統領と会談し、ロシア制裁を継続する考えを伝えていて、制裁を強める欧州諸国と足並みをそろえた形です。
